4月13日、都内にてTBS・MBS系でスタートするドラマ「マッスルガール!」の取材会が行われ、主演の市川由衣と共演のイ・ホンギが出席した。
本作は、資金もなく、観客の入りも悪い弱小女子プロレス団体「白鳥女子プロレス」の立て直しに奮闘する若き女性社長が、ひょんなことから出会った韓国人スターや、個性豊かな女性選手たちと共に、強豪ライバル団体との闘いに挑んでいく姿を描く。
父の死後、「白鳥女子プロレス」の経営を引き継ぐことになったヒロイン・白鳥梓を演じる市川は、本作が民放ドラマ初主演。「民放のドラマ初主演ということより、プロレス団体の社長という役にビックリしました」という市川だが、実は10年前に役作りでプロレスの経験があるそう。「技を掛けるのは難しい」と明かしながらも、本作でも華麗なプロレス技をたびたび披露することになりそうだ。
また、日本のドラマ初出演ということで話題を集めているのは、日本でも放送されたドラマ「美男<イケメン>ですね」でジェルミ役を演じ、大人気となった韓国のバンド・FTISLAND(エフティー・アイランド)のボーカル、ホンギ。ホンギは「社長に呼ばれて、日本のドラマをやると言われて、え~~!? どうしようどうしよう…僕やります、って言いました(笑)。(日本のドラマを)いつかやりたいと思っていました。メンバーたちに話したら、よかったよかった! って言ってくれました」と、今回の話を聞いた時の驚きと喜びを振り返った。市川については、「(ドラマの)『クロサギ』などを見ていたので、心が冷たい人なのかと思って心配していたけど…。韓国語を勉強してきてくれたりして、ホントに明るくて優しくてい人です」と絶賛。市川から「イタズラっ子で、耳元でデカイ声をポン!って言ったりするんですけど、この間、私が胃が痛くなった時、胃に効くツボを教えてくれて、優しいんです」と現場でのエピソードを明かされると、照れ笑いを浮かべていた。
本国では子役から多数のドラマに出演してきたホンギ。日本と韓国のドラマ撮影の違いを「韓国は毎日徹夜します。日本は徹夜しないけど、朝が超早い」と苦笑すると、すかさず市川が「朝は機嫌悪いです!(笑)」と暴露。企画担当の志村彰氏が「ビックリするほど日本のドラマにマッチしていて、あんまり日本語がうまくなり過ぎると役の上でどうかなと不安になるくらい(笑)」と心配するほど、この取材会でもほとんど通訳を介さず日本語でコメント。ユーモアたっぷりのコメントや表情で会場の空気を和ませていた。
最後は市川が「家族の愛っていうのが大きなテーマになっているんですけど、見終わった後に、自分の家族や大切な人のことを考えたり、会いたいなと思ったり、次の日頑張ろうって思ってもらえるようなドラマになるように一生懸命頑張りますので、ぜひ皆さん見てください」と意気込みを語り、ホンギは大真面目な顔で「同じ考えです」と笑いを誘いつつ、「笑うところもありますから、楽しみにしてください」と見どころをPRした。
なお、ドラマの主題歌と挿入歌はFTISLANDが担当し、主題歌「ハルカ」と挿入歌「いつか」は5月18日発売のメジャー1stアルバム『FIVE TREASURE ISLAND』に収録される。
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