恵比寿マスカッツの12年、成功した初代&第2世代へのエール…総合演出・マッコイ斉藤が振り返る

2019/12/06 12:45 配信

芸能一般

第2世代・恵比寿マスカッツ


2008年4月、テレビ東京のバラエティー番組「おねがい!マスカット」を母体として誕生した恵比寿マスカッツ。AV女優、グラビアアイドル、モデルを本業とするメンバーで構成されたユニットは、持ち前の根性でバラエティー力を高めた一期生を中心に、同番組の後継シリーズ番組などでメンバーを追加しながら人気を誇る。そして地上波でのバラエティー番組が終了し2013年4月に初代・恵比寿マスカッツも解散した。

その後、2015年9月に第2世代・恵比寿マスカッツが結成され、「恵比寿★マスカッツ」として再スタートを切った。2015年10月から「マスカットナイト」シリーズ番組が開始。2017年10月には初代で活躍したみひろが加わり「恵比寿マスカッツ1.5」とユニット名を改名、PTAとして2018年1月まで蒼井そら麻美ゆまRioが番組に参加した(地上波放送番組は2017年12月に放送終了)。

2017年11月にはAbemaTVで初冠番組「恵比寿マスカッツ 1.5 真夜中のワイドショー」を配信(今年8月まで)、2018年5月からはBSスカパー!で「恵比寿マスカッツのすぽスポSPORTS」を放送(今年3月まで)。メンバーの増減を経て、2018年8月には初代のユニット名「恵比寿マスカッツ」に戻すことに。現在は、今年10月より開始したAbemaTVの「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」を配信中。

初代結成から12年経った今、第2世代・恵比寿マスカッツは12月27日(金)に神奈川・川崎にあるCLUB CITTA'で動員数1300人が目標のビッグライブを予定している。ライブ開催に先駆け、恵比寿マスカッツ総合演出を担当するマッコイ斉藤に、初代の解散、メンバーの変化、ユニットのあり方などを聞いた。また、インタビュー時に同席された、ユニットを見守ってきた運営の“山根のババア”こと山根愛美からもコメントをもらった。今回はインタビュー『前編』をお届けする。

恵比寿マスカッツ総合演出・マッコイ斉藤


総合演出は、“嫌われ者”


――長年ユニット関わられていますが、総合演出はどのような役割なんでしょう。

元々は番組とともに始まったユニットで、もうかれこれ12年になりますが「総合演出」ってとにかく全部に関わるんです。信念がブレたらやってられない仕事ですし、嫌われ者にならないといけない役割ですよ。

――そうなんですか!?

初代メンバーで、現役メンバーでもあるみひろにも、嫌われてたんじゃないかな(笑)。最初は“やんちゃな気の強いお嬢ちゃん”でしたけど、今は“気の利くお姉さん”ですね。今は一番仲が良くて、俺が何したら喜ぶかを分かってくれています(笑)。

今はユニットにとって“37歳”の彼女は大事な存在です。

先日フィリピンのイベントに参加して、うちのユニットが一番盛り上がったんですけどね。20代前半のメンバーのユニットが多い中、「“37歳がいるアイドルユニット”ってすげーな」「40歳くらいまでアイドルやってくれないかな」って思いましたよ(笑)。

初代では卒業が早かったですが、今の第2世代では一番チャレンジしてくれる面白さがある。37歳でもアイドルとして許される、っていうのがマスカッツの魅力の一つですね。