霧山修一朗(オダギリジョー)をアメリカへ連れ戻しに、総武署の時効管理課に、いきなりFBIの人間が現れる。
一方、霧山は、高校の高飛び込み部のコーチ・祷巫女彦(少路勇介)が飛び降りて死亡した24年前の時効事件を調べ始める。屋上にはほかに誰もおらず、自殺と考えるのが妥当だが、本件にはどうにも不可解な点があった。
というのも、ある生徒が同級生・味澤宙夫(染谷将太)に、祷の飛び降りを予言していたのだ。その生徒とは高飛び込み部の元エースで、予言者・スピリチャル雨夜として活躍する雨夜翔太(山崎賢人)だった。
事件の1年前、高飛び込みの練習中に事故で心肺停止状態に陥るも、奇跡的に蘇生して以来、未来が見えるようになったという雨夜。だが、祷に自殺の動機がまったくない点と、そんな祷の飛び降りを雨夜が予言していた点が引っかかった霧山は、雨夜本人から話を聞くことに。だが話の途中、霧山は同行した助手・三日月しずか(麻生久美子)の様子がおかしなことに気づき…。
その後、事件発生時の担当刑事を訪ねた霧山と三日月、刑事課の彩雲真空(吉岡里帆)は不審な話を耳にする。祷の財布には、飛び降りた日に受け取る予定だったバースデーケーキの予約票が入っていたという。しかも、ケーキプレートの文字から、誕生日の主役は高飛び込み部の部員・朝霞鈴音(二階堂ふみ)だと判明。
さらに担当刑事は、蘇生後にPTSDを患っていた雨夜と、彼の担当医だった心理学者・只野教授(松重豊)との関係も疑っていた。ますます深まる謎。その矢先、鈴音が霧山を訪ね、”あるもの”に真実が封印されていると告げる。
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