「こっちが本家!」 演劇ユニット”ブス会*”第2回公演がスタート

2011/04/18 16:09 配信

芸能一般

三十路前後の女たちの実態に迫る!

ポツドール”女”シリーズ脚本・演出の溝口真希子ことペヤングマキが、昨年夏に立ち上げた演劇ユニット「ブス会*」。その第2回公演「淑女」が再び原宿リトルモア地下にて4月17日~上演が始まった。前回同様今回も出演者は女性のみ。「淑女」は女だけの職場で繰り広げられる、女たちの”オバサン”にまつわる攻防が描かれている。

「自分の掃除のバイト体験をもとに、稽古しながら役者の地の部分の面白さを取り入れいきました。どこの職場でも起こりうるみみっちい人間関係が垣間見られます」とぺヤング。自身がバイトをしていた時は、”オバサンたちに紛れて掃除しているちょっと若い子”のつもりだったという。だが、「他人からは、私自身も”掃除のオバサンの1人”としてしか見られてない可能性大なのです。そして、私が”オバサン”呼ばわりしたパートの主婦たちも、自分のことを”オバサン”だなんて思っていないかもしれない…。今回は、そんな三十路前後の女が抱える”オバサン問題”について描いてます。AV女優は、20代後半から”熟女”のジャンルに分類されます。言い替えると”オバサン”、しかしそれだとあまりに色気がないので、代わりに使われるようになった言葉が”淑女”です」と女とオバサンの微妙な線引きについて語る。

また、最近では”ブス会”というと、AKB48からの3人組ユニット「ノースリーブスの会」をさすが、ぺヤングいわく「こっちが先なんですよ~。本家はこちらです(笑)」。役名には前田敦子なる人物も登場。”淑女”たちのストレートな会話劇をイタイととるか、コワイととるか、あるいは納得するか? 「ポジティブに生活している主婦たちのお話です。知らない世界をのぞきたい、という方、ぜひ見に来てください」とアピールした。