元NGT48菅原りこ、“あな番”で研究した「大人の女性の身振り」

2019/12/14 07:10 配信

芸能一般 インタビュー

舞台出演は2作目。前回は男の子役を演じるにあたって、低い声を出すトレーニングもしたという


歌ったり、踊ったりしていたので、体力や肺活量には自信あります


――舞台は劇団れなっちの「ロミオとジュリエット」以来となる2作目。あの時も原作がシェイクスピア、演出が堤幸彦さんという大きな作品でした。

そうなんですよ! 緊張しましたけど、「ロミオとジュリエット」というお話が大好きだったのでうれしかったです。どんな役を頂けるんだろうと思っていたら、男の子役という性別からして私とは真逆な役で。でも、演じがいがあるなと思って、普段から声が甲高いと言われてたので、低い声を出すトレーニングをしていました。

――その時に感じた舞台の印象は?

みんなで一つの目標に向かって、いいものを作ろうとするのは素晴らしいことだなと思って、また舞台に立ってみたいなという気持ちは芽生えました。

――以前から女優志向はあったんですか?

小さいころからドラマや映画を見ていて、憧れはありました。武井咲さんだったり、川栄李奈さんだったり、浜辺美波さんだったり。皆さん、華があってキラキラしているし、演技も上手なので尊敬しています。

――年明け早々からの舞台ということで、お正月ものんびり過ごせる気分ではないかも知れませんね。

そうですねぇ。でも、共演者の皆さんと年またぎで稽古をご一緒できるのは不思議な感覚でもあり、楽しみな気持ちでもあります。

――ちなみに、普段のお正月はどんなふうに過ごしていましたか?

おばあちゃんの家に行って、オードブルみたいな料理を毎年食べていました。これを食べると年を越すんだなぁなんて思いながら。今年もそこでパワーを養って、舞台に臨めたらいいなと思っています。

――今後の活動について教えてください。

演技もそうですけど、音楽活動も“バラエティーさん”もマルチに幅広い活動をできたらと思っています。お芝居も声だけの声優さんのお仕事とか。

――クックパッドで料理の動画配信(りったんの憧れ彼ごはん)もしていますね。

そうなんですよ。料理は一番苦手な分野なんですけど、ありがたいことになぜかオファーをいただいて。お勉強させていただくことばかりで、感謝の気持ちでいっぱいです。

料理は本当に苦手なんですよ。じゃがいもの皮むきをする時に、芽をどう取っていいか分からなくて、手で取っていたんですよ。そしたら「ピーラーの輪っかのところで取ればいいんだよ」と教えていただいて、「これはそのために付いてるのか!」と気付いたくらいで。

――配信とは違って、失敗の許されない生の舞台になります。

前回の舞台の時、何を言っていいか分からなくなっちゃって、アドリブでせりふを言ったことがあるんですけど、相手役の子もうまく対応してくれて、心の中で謝りました(笑)。

――いざというときの対応力はあるんですね。

そうなんでしょうかね。今回はそんなことのないようにします(笑)。

――では、最後に改めて舞台のアピールをお願いします。

笑いもあれば、しんみりするところもある、キラキラと輝いたコメディーなので、皆さん楽しんでいただけると思います。

こんなに長期間にわたっていろんな都市で上演される舞台は私も初めてですけど、遠い所から飛行機や新幹線で来られる方もいらっしゃると思うので、一つ一つの公演を満足していただけるよう頑張ります。

――体力的には自身はありますか?

ずっと歌ったり、踊ったりしていたので、体力や肺活量には自信あります!

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