北村匠海、“実写版ヒロイン”宮沢りえに感服「まさか15歳とは…すごく大人に見えました」

2019/12/13 20:48 配信

映画

イベントより


北村は、実際にアフレコでも少しだけ宮沢と同じ時間を共にしたという。その時の感想を「緊張しましたよね…。朝現場に入ったら、まず宗田(理)先生がいらっしゃって、もうただならぬ空気が漂っていて、なるほど、と。それで宮沢さんが入られて、短い時間だったんですけど、最後に『頑張ってね』って言ってくださって、最後まで走り抜けられた部分もありますし、本当にすごく短いですけど、濃い時間を過ごさせていただきました」と振り返った。

一方、宮沢は「こう言ってますけど、全然緊張しているようには見えなくて、2日間やっていらしたんですけど、私は一瞬だったんです。私はすごく緊張していて、システムもよく分からないまま来てしまったら、『ここですよ』とか、タイミングを教えてくださって、ものすごく余裕があるように見えました」と評すれば、北村は「(余裕あるように)見せるのはうまいんです」と語り、会場を沸かせた。

そんな中、登壇者にはサプライズで原作者の宗田から手紙が届き、MCが代読。北村らは、宗田の賛辞をしっかり受け止めていた。

北村匠海


最後に、北村は「今日からこの映画は僕らの手を離れて羽ばたいていきます、少し寂しいんですけど、本当に青春エンターテインメントの金字塔であり、歴史的作品です。そのバトンを僕らはこうやって受け取れて、もしかしたら30年後、違う『ぼくらの7日間戦争』に出られたらいいなと思います(笑)。

それくらい時代は変われど、きっとずっと皆さんの心に残る作品だと思いますので、一度と言わず何度でも映画館に足を運んでくれたらいいなと思います。本日はありがとうございました」とあいさつし、イベントは終了した。

取材・文・撮影=蒼野星流