山田涼介、初共演の芳根京子に脱帽「化け物の類だと思いました…いい意味で!」

2019/12/10 19:42 配信

映画

山田涼介が「記憶屋―」のイベントに登場した撮影=後藤利江

山田涼介主演映画「記憶屋 あなたを忘れない」(2020年1月17日[金]公開)の完成披露メモリアルイベントが、12月10日に東京都内で開催され、山田の他、芳根京子佐々木蔵之介蓮佛美沙子泉里香濱田龍臣平川雄一朗監督が登場。作品の見どころなどを語った。

同作は、シリーズ累計50万部を超える織守きょうやの小説「記憶屋」を原作に、山田演じる大学生・遼一が恋人の記憶を取り戻すため“記憶屋”探しに奔走する姿を描く、記憶を巡る愛の物語。

映画「ツナグ」(2012年)、ドラマ「天皇の料理番」(2015年、TBS系)、「義母と娘のブルース」(2018年、TBS系)を手掛けた平川雄一朗が監督を務める。

また、遼一の幼なじみ・真希を芳根、遼一の記憶だけを失ってしまった恋人・杏子を蓮佛、遼一と共に“記憶屋”探しをする弁護士・高原を佐々木が演じる。

初めて関係者以外へのお披露目の場ということで、山田は「素直に1年前に撮っていたこの作品が皆さんのもとに届くのがうれしい。感動の物語をどう受け取るのかなというのが楽しみですね。人それぞれ受け取り方が違うと思うので、感想が楽しみです」と明かす。

また、平川監督とは撮影中も試行錯誤を繰り返したそうで「監督とはいろいろ話しましたね。ああしよう、こうしよう、いろいろ話しました。僕だけじゃなくてキャストの皆さんがそうだと思います。本だけを見るとちょっと難しい話なんですよ。これをどう受け取っていただけるのかなって監督と現場でいろいろとお話しました」と振り返る。

さらに、幼なじみを演じる芳根とは本作が初共演となるが、芳根については「すごいですよ。これ悪く捉えないでほしいんですけど、化け物の類というか…芝居で言うと」と語りだすと、会場がざわつき、芳根もなんとも言えない表情で隣の蓮佛を見る。

慌てて山田は「あ、悪口じゃないですよ!(笑) いい意味で、本読みってあるんですけど、だいたいこういう感じって手探りの感じでやるんですけど、(芳根は)本読みの段階で本気でやっていて。これは俺もちゃんとやらないとなって。

ちゃんとやらないとなって言うとちゃんとやっていないみたいで嫌なんですけど。もっと本腰を入れて、幼なじみとしてできることはやっていこうと思ったので。芳根さんの演技に引っ張っていただいたところもあります。そこはぜひ楽しみにしていたいただけたら」と絶賛した。