自身初のベストアルバム『LiSA BEST -Day-』『LiSA BEST -Way-』をリリースした2018年は、“-Way-”でソロデビュー以来初となるオリコンウィークリーチャート1位を獲得し、“-Day-”も同ランキングの2位に入るという結果を残したLiSA。実に、ベスト盤での1・2位独占というのは、女性アーティストとして史上4組目という快挙だった。
昨年の勢いを受け、ライブハウスツアーから2019年の活動をスタートさせたLiSAは、4月に横浜アリーナ2daysをソールドさせる勢いをみせ、夏には通算15枚目となるシングル「紅蓮華」をリリースし、同作を提げた全国ホールツアーへと旅立った。
ライブ中心だった2019年のLiSAが、この1年の締めくくりに手にしたのは、『第70回NHK紅白歌合戦』への出場。念願叶っての自身初となる紅白歌合戦への出場は、彼女にとって大きな自信となったに違いない。デビューから9年目にして手にしたこの大舞台でLiSAは、さらに多くの人を魅了することになるだろう。
LiSAは今、何を想い、何処に向けて歌を届けようとしているのだろう?
「インタビュー久しぶりかも! 今年はずっとライブしてたっていう印象だから。とはいえ、去年の終わりに「赤い罠(who loves it?)/ ADAMAS」(2018年12月)をリリースして、その前にベストアルバム『LiSA BEST -Day-』『LiSA BEST -Way-』を出しているんですけど、その時にも新曲はつくっていたから、作品自体、そんなにつくっていないっていう印象ではないんですよね」
――シングル曲+ベスト盤に入った新曲を合わせたら、結局アルバムつくるのと同じくらいの曲数になるもんね。
「そうなんですよね(笑)」
――でも、2019年は去年から続いていたツアーの総集編でもあった“LiVE is Smile Always~eNcore~”からスタートした、ライブ三昧の1年だったと思うけど、7月にリリースしたシングル「紅蓮華」を引っ提げてのツアーは、またガラッと色を変えたライブになったもんね。
「そう。“LiVE is Smile Always〜紅蓮華〜”のホールツアーは、各地いろいろと行かせてもらったので、本当にその土地土地で感動が大きくて。各地の会場でも「ADAMAS」歌ってくれるんだ!とか、「Psychedelic Drive」でちゃんと扇子を回してくれるんだ!って、感動しちゃったんです。青森も初めて行ったのにすごかったんですよ! 「Psychedelic Drive」知ってるの!?って思っちゃったんです」
――いやいや、今の時代みなさんいろんなところから情報をキャッチしてくれて、それはそれは楽しみに待っていてくれたってことだよね。
「そうなんですよね! それが本当に嬉しくて! 感動しちゃったんです。そこで、言ってもらったように“LiVE is Smile Always〜紅蓮華〜”は、少しテイストを変えたライブでもあったから、新たなLiSAの世界観を見せることも出来たので、それはすごく良かったなと思ってます」
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