12月8日に第46回「炎のランナー」が放送された。いよいよ1964年となり、聖火リレーの準備は大詰めに。岩田(松坂桃李)は最終走者として、原爆投下の日に広島で生まれた青年・坂井義則(井之脇海)を提案するが、アメリカの対日感情を刺激することを恐れた政府に忖度する組織委員会から反対にあう。
平和の祭典としてのオリンピックを理想とする田畑(阿部サダヲ)は、解任後初めて組織委員会に乗り込む。「アメリカにおもねって原爆への憎しみを口にしえないものは世界平和に背を向ける卑怯者だ!」と田畑は一喝した。
開会式を前に、聖火リレーに伴うエピソードが描かれるなか、オリンピックに参加するためやってきたコンゴの選手にも大きな反響があった。最後にエントリーしながら、最初に選手村にやってきたコンゴの選手は2人だけ。かつて、ストックホルム大会で日本最初のオリンピック選手として四三(中村勘九郎)と弥彦(生田斗真)だけが参加した。その様子が重ね合わされ、視聴者からは「1年かけて見る大河ドラマの醍醐味を味合わせてもらった」といった感想が寄せられた。
次回、15日(日)の放送が最終回となり、「寂しい」という声も早々に上がっている。
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