坂東玉三郎、EXILE・ATSUSHI、中村児太郎が「ボクらの時代」で共演 知られざるプライベートも明かす

2019/12/11 08:00 配信

芸能一般

「ボクらの時代」に出演する中村児太郎、坂東玉三郎、EXILE・ATSUSHI(C)フジテレビ

12月15日(日)放送の「ボクらの時代」(毎週日曜朝7:00-7:30、フジテレビ系)に、坂東玉三郎EXILE ATSUSHI、中村児太郎が登場する。坂東が同番組に出演するのは2007年以来12年ぶりで、ATSUSHIと中村は初登場となる。

歌舞伎俳優で人間国宝の坂東は、14歳のときに十四代目守田勘弥の養子となり、五代目坂東玉三郎を襲名。当代一の女形として、抜群の美しさと演技力で見る者を魅了する一方、海外の芸術家との共同制作や、演出、映画監督など多岐にわたり活動してきた。その活動が評価され、今年「第31回高松宮殿下記念世界文化賞」演劇・映像部門を受賞した。

ATSUSHIは2001年にEXILEのボーカルとしてデビューし、2006年からはEXILEの活動と平行してソロ活動を開始した。2016年には日本人ソロアーティストとしては史上初となる6大ドームツアーを成功させた。また、歌手活動のほか、法務省矯正支援官として、全国各地の刑務所や少年院への慰問活動も行っている。

歌舞伎俳優の中村は、9代目中村福助を父に、7代目中村芝翫を祖父に持ち、2000年に6歳で6代目中村児太郎を襲名し初舞台を踏んだ。12月2日に東京・歌舞伎座で初日を迎えた「十二月大歌舞伎」では、昨年に引き続き、琴、三味線、胡弓(こきゅう)の3曲を演奏する女形の大役「阿古屋」を演じている。

坂東とATSUSHIは今回がテレビ初共演となり、以前に坂東と中村が楽屋で話している際、「ATSUSHIさんの歌声がいい」という話題に。中村がたまたま彼と知り合いだったことから、今回の鼎談が実現した。もともと中村はEXILEの大ファンであり、共通の知人がいたことをきっかけに、ATSUSHIと友人になったのだという。

収録が始まる前には、ATSUSHIが先日初めて歌舞伎を見に行ったという話題で歓談するなど、鼎談は終始和やかな雰囲気で行われた。坂東と中村は歌舞伎俳優として、ATSUSHIはアーティストとして、立場は違えど同じ芸能界で活躍しているということで、仕事の話に花が咲く。“どれだけ年数を重ねても、舞台に上がる前は緊張する”という話題では、それぞれ共感するところがあった様子。

収録後、坂東は「歌舞伎俳優もアーティストも、舞台に出る前の気持ちは同じだということが分かって良かった」と振り返った。また、仕事のことだけでなく、彼らの知られざるプライベートについても語り合う。