アンコールではそんなアンジュルムのグループ名の通り、ange(天使)とlarme(涙)を思わせる水色のドレスに身を包んだ中西がステージに登場。メンバーやファンに対する思いを手紙で読み上げた。
途中で詰まってしまい、笑いをこらえきれず「誰か読んで!」と口走って会場が笑いに包まれるのも中西ならでは。
周りも和ませつつ、感謝の気持ちとともに「これからもいろんな涙のストーリーがありますように。みんなのことを見守っています! ほな!」と手紙を締めくくった。
そんな手紙の後には中西のソロ新曲となった「天使の涙」を披露。メンバー全員で優しく明るい雰囲気の「帰りたくないな」を歌い上げた後、各メンバーから中西への思いが語られた。
橋迫鈴は「自分の中では気持ちの整理がつかなくて、頭が追いついていないんですけど、それを乗り越えて今回のツアータイトルである“Pext Page”をめくっていけるように頑張りたいと思います。中西さんにもその姿を見てもらいたいです」と語った。
続いて伊勢鈴蘭は「もし中西さんに困難があったり、つまずいたときには支えていけるようになりたい」、太田遥香は「大切な存在で、とても大好きです。これからも一緒にお出掛けしたりしたいなって思っています」とアピール。
中西と共にサブリーダーを務めていた川村は「このツアーは5カ月間、別れと進化を繰り返してアンジュルムを作り続けてきた貴重なツアーでした。私は中西さんが名付けてくださったアンジュルムが大好きです」と熱く語った。
また、船木は「中西さんとコンビを組んでるんですよ、“ふなか”コンビという縁起の悪いコンビを(笑)。今日久しぶりにやったんですよ! 最後にできてよかったなと思います」と言って、会場を笑いに包んだ。
笠原桃奈は「中西さんが“別れ涙が私を強くしてくれた”と歌っていることに意味があるなと思って。私たちにとっても意味があって、それがアンジュルムを強くしてくれるなって思いました。中西さんの今後も応援してます!」と強い意思を聞かせた。
上國料萌衣は「私も(グループ加入時は)何もわからないところからのスタートだったので、中西さんが声をかけてくれるのがすごくありがたかったです。幸せにしてもらったので中西さんにはだれよりも幸せになってほしい」と語った。
佐々木莉佳子は「力及ばずかもしれませんが、これからは私たちが竹内さんをしっかりサポートしてアンジュルムをすてきなグループにしていきます」と宣言。
室田瑞希は「2期の先輩方を見て、“私たちもそんなふうになれたらいいね”と思っていました。私たち自身ももっともっと成長していかなきゃいけないと思っています。ご卒業おめでとうございます」と語った。
最後に中西の同期であるリーダーの竹内朱莉は「卒業した同期のみんなは今活躍してて、かななんもそんな存在になっていくんだと思います。同期は離れてますけど、心の中にずっとアメリカは存在しています。(2期メンバーのブログタイトルが“アメリカにっき”。)私はこのグループを引っ張っていかなきゃいけないし、みんなすごく頼もしい後輩ばかりなので。この先どうなるか分からないけど私は今後の未来が楽しみです。みんなそれぞれの道に行きますけども、それぞれの道が明るい方向になるように」と未来への思いを告げた。
最後は「46億年LOVE」や「友よ」を歌いながら中西が同期の竹内とハグ。11人全員で円陣を組んで、オーディエンスに笑顔で投げキッスをして去っていった。
中西に続いて、2020年3月末には船木も卒業。12月26日には兼任しているカントリー・ガールズの卒業ライブがLINE CUBE SHIBUYA にて行われる。
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