稽古が始まって2週間ほどというタイミングでの取材だったため、まだ衣装を着て動く段階ではなかったが、浜崎を含めそれぞれのキャストの芝居を見ていると、神秘的かつ幻想的な世界が目の前で展開。
ほんのわずかのシーンながら、思わずストーリーの中に引き込まれてしまうような心地よい感覚があった。
浜崎は、自分の出番ではない時に何度も何度も台本をチェック。常に体を動かしていて、いつでもライネスとして存在できるよう体と気持ちの準備を怠らないところはTPDメンバーから「真面目」「ストイック」という評価を受けるイメージ通り。
“努力家・香帆ちゃん”らしさが全開だったが、だからといって一人の世界に入り込んでいるわけではない。休憩の時は共演者と談笑したり、積極的にコミュニケーションを取っている姿がとても印象的だった。
ライネスが歌いながら登場するシーンでは、何度確認してもある一言がうまく言えず、思わず自分でも笑ってしまう一幕があったが、それもご愛嬌。
いざ歌い出すと、持ち前の抜群の歌唱力を発揮。その場の空気を変えてしまう力強い歌声に圧倒され、思わずペンが止まってしまった…。
というわけで、ライネスを演じる浜崎の芝居と歌は、ぜひ劇場でじっくり堪能していただくとして、インタビューでは本番を控えた今の心境を直撃。
役作りや作品の世界観、稽古場でのルーティーンなどを語ってもらった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)