12月8日放送の「林先生の初耳学」(TBS系)に、大の“キノコフリーク”、お笑いコンビ「各駅マッシュ」の坂井きのこが登場し、キノコに関する難問でMC・林修に勝負を挑んだ。坂井が出題した“シイタケ嫌い多い理由”の科学的根拠に、SNSではシイタケ嫌いを自認する視聴者からの納得と共感の声が上がっている。
ある分野に熱狂的な知識を持つ“初耳フリーク”として登場した坂井は、キノコが好きすぎるあまり一度は大手キノコ会社に就職したという経歴の持ち主。900種類のキノコを知り尽くし、自宅でも常に6種類のキノコを栽培、1年の半分は自身が所有する山でキノコ狩りをしているという筋金入りのキノコフリークだ。
「著名なキノコ研究者との知識勝負に勝った」「毒キノコが好きすぎて食べ、三日三晩苦しんだものの死ななかった」など武勇伝を披露する坂井に「ここで林先生に一つ問題、いいですか?」と振られ、林は「レベル高そうですね」と身構えた。
1問目は「スーパーで売られているマツタケが100%天然モノである理由」。マツタケは人工栽培ができないのがその大きな理由だが、実はもう一つ、マツタケの人口栽培研究が積極的に行われない大きな理由があるのだという。林が「わかんないですね」とあっさり初耳ボタンを押すと、坂井は「また勝ちました!」と喜んだ。
正解は「マツタケに似た毒キノコがないから」。よく似た毒キノコが存在するシイタケやシメジなどと違い、マツタケは姿の似た毒キノコが存在しないため誤って混入する恐れがなく、天然物でも安心して売ることができるのだという。意外な正解に、林をはじめスタジオ陣からは「なるほど」の声が上がった。
キノコに関するもう1問は「シイタケ嫌いな人が多い理由」の科学的根拠を問う難問。
だが、林はしばらく考えたのち、「シイタケって変わった菌類で、硫黄を吸収するんです。それがシイタケの独特のあのくさみ」と、シイタケにしかない珍しい特性がシイタケ嫌いを誘発していることを説明。
「成分名がね…レンチオニンだ!レンチオニンっていう硫黄系の匂いがあるので、それが入ってるものはあまりない」と成分名まで正確に回答し、坂井を驚かせた。
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