<ドクターX>未知子(米倉涼子)の“本音”に視聴者感涙「胸熱」「壮大な伏線回収!」

2019/12/13 11:10 配信

ドラマ

「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」9話場面写真 (C)テレビ朝日


米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第9話が12月12日に放送された。かつて自身が患ったのと同じ病状の患者を前にした大門未知子(米倉)の決意の言葉が、視聴者を感動の渦に巻き込んだ。(以下、ネタバレがあります)

「今度は私がこの手であんたを助ける」


同ドラマは、かつてないほどの大赤字に見舞われた倒産寸前の白い巨塔「東帝大学病院」を舞台に、米倉演じる天才フリーランス外科医・大門未知子が孤高の戦いを繰り広げる人気シリーズの最新作。

9話では、日本が誇るロックスター“勇チャン”こと、九藤勇次(宇崎竜童)が検査の結果、後腹膜肉腫ステージIIIだと判明。それはかつて未知子が侵された病で――というストーリーが描かれた。

九藤の腹部に見つかったのは、15センチ大の巨大な腫瘍。それが大動脈を取り巻くように存在していた。潮(ユースケ・サンタマリア)に「今こそ『私、失敗しないので』って言わないのか?」と問われても、未知子は珍しく消極的。(シーズン5で描かれた)自身の苦しみを思い出し「私の時は腫瘍がこんなに巨大じゃなかった。たぶんあの時より厳しいオペになる」と逡巡(しゅんじゅん)するばかり。

一方、本当の病名を知った九藤はショックを受け、ひとりおでん屋台で酒をあおっていた。未知子の見立てでは、手術が成功する確率は「五分五分か、それ以下」。九藤の隣に座った未知子は、「あんたを助けたいんだよ!死ぬのは誰だって怖いよ…。私も怖かったもん。私も同じ病気だったの」と本音で語りかけた。

そして「もちろん自分の病気は自分でオペできないから術式をノートにたくさん書いて、書きまくってみんなに委ねた。だから、今度は私がこの手であんたを助ける」と、九藤に決意を伝えた。