“ちょっと”から“ドハマり”した立花慎之介が語る「アズールレーン」の魅力

2019/12/13 16:57 配信

アニメ インタビュー

「アズールレーン」の大ファンという立花慎之介

声優になる前は、大手ゲームメーカーでデバッガーとして働いていたことがある立花慎之介。ファンの間でも無類のゲームマニアとして知られる彼が今ハマっているというのが、艦船を擬人化した美少女キャラクターを編成して敵と戦うスマホ向けアプリゲーム「アズールレーン」だ。現在AT-Xほかで放送されている同ゲーム原作のアニメ先行上映会では、未出演ながら司会を務めるほどの熱の入れようの立花に、作品の魅力を熱く語ってもらった。

――原作ゲームを始めたきっかけと、立花さんを夢中にさせ続けている最大の要因をお聞かせください。

「きっかけは、ネットで『艦船を美少女擬人化したゲームが中国から入ってきて、日本でも盛り上がっている』というのを目にしたことでしたね。もともと子供の頃から艦船が大好きだったんですよ。プラモデルを作ったり、図鑑で見ていたので『ちょっとやってみようかな?』と思ったんです。でも、そこからドハマりして2年くらい毎日プレイしています。一番インパクトがあったのは絵柄ですね。子供の頃から日本のマンガやアニメの絵が好きですけど、『アズールレーン』は日本の今風の絵に近いんですよ」

――TVアニメ化の第一報を聞かれた際のお気持ちはいかがでしたか?

「いつかはするだろうと思っていましたが、早いなと思いました。史実にのっとったゲームではなく、もしも艦船の力を使う美少女たちが謎の敵と戦ったら、という『if』の物語が展開するゲームだから、アニメになった時にどういう展開になるのかなって、予測不能のドキドキを感じました」

――アニメ化で期待していた点はどこですか?

「やっぱりバトルですね。原作がバトルシューティングなので、キャラクターの日常的な話もいいけれど、カッコいいバトルシーンがあるといいな、という期待はありました」

――実際にアニメをご覧になっていかがでしたか?

「1話目からバトルシーンが多くて、キャラクターがガンガン動いて、演出やカット割りも凝った、迫力とスピード感のあるバトルシーンが多かったですね。あと、加賀の武装を巨大な九尾の狐のように描写したり、原作にはなかったシーンも多くて、すごく面白かったですね。"メンタルキューブ"の描写も『あのガジェットはこういう概念だったんだ!』って。原作では描かれなかったものが、アニメで補完されているのは嬉しいですよね」

――TVアニメで「アズールレーン」を知った方たちに向けて、原作ゲームの魅力をお伝えいただけますか?

「アニメでも艦船の女の子たちが結構出てきていますが原作の一部で、まだまだ魅力的な女の子がいっぱいいます。また、Live2Dのキャラクターや特別な衣装もたくさんあります。そういうキャラクター部分の楽しみ、面白さ、良さがアニメと同じくらいあるので、そこから入っていただけるといいのではないかと思います」

文・撮影=中村実香

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