元FBI特別捜査官が未解決の「京都舞鶴女子高生殺害事件」に迫る!

2019/12/14 08:00 配信

芸能一般

高嶋政宏がMCを務める「日曜THEリアル!『特捜!最強FBI緊急捜査 日本の未解決事件を追う!』」が12月15日(日)に放送される(C)フジテレビ

「日曜THEリアル!『特捜!最強FBI緊急捜査 日本の未解決事件を追う!』」が12月15日(日)、フジテレビ系で放送される。

元FBI特別捜査官が未解決事件を再検証する


本番組は、数々の難事件を解決してきた元FBIの特別捜査官や専門家たちが、謎に包まれた日本の未解決事件をさまざまな角度から再検証し、真相に迫るシリーズ。6回目となる今回は番組初の生放送で、高嶋政宏がMCを務める。

今回、捜査官らが挑むのは、2008年5月7日未明に発生した「京都舞鶴女子高生殺害事件」。この事件は、当時15歳だった小杉美穂さんが深夜、京都・舞鶴市内の川沿いの雑木林で殺害され、埋められるという猟奇的な犯行だった。

死因は、頭部をバールのようなもので殴られたことによる失血死。京都府警による懸命な捜査の末、1度は犯人と思われる男性が逮捕されたが、裁判で無罪が確定。犯人につながる決定的な証拠は出てこず、11年間未解決のまま現在に至っている。

この事件を解決に導くため、元FBI特別捜査官のトーマス・ニア氏が来日。元警視庁捜査一課理事官・大峯泰廣氏の協力を得て、実際に遺体発見現場で事件を再検証。犯罪現場の分析から、犯人の人格の特徴や行動の特徴を割り出すプロファイリングで、犯人像に迫っていく。

今回の事件をひもとく鍵は、“殺害現場は遺体発見現場と同じなのか?”という疑問を明らかにすること。殺害現場での犯人の行動を明らかにするため、事件現場の雑木林を歩き、さらに遺体にどのような傷があったかを知るべく法医学教室を訪問。

そこで事件当時、捜査に協力した医師は、当時の司法解剖結果とは“異なる死因”を口にする。

また今回、被害者の母親が刑事とのやり取りや、事件に関するあらゆる情報を書き留めた12冊にも及ぶノートを初公開。そのノートには、逮捕され、その後無罪判決を受けた人物とは異なる、“第二の男”の存在が記されていた。

ほか、1999年に東京・町田で発生した女子美大生失踪事件や、2019年9月に山梨・道志のキャンプ場で発生した小1女児行方不明事件を紹介。これらの未解決事件に関して、スタジオでは生放送で視聴者に情報提供を呼び掛ける。

放送に向けて、高嶋は「今回、生放送で公開捜査を行う番組の司会を初めて務めさせて頂きますが、真摯な態度で臨もうと背筋がビシッとします。刑事などを演じる際に、警察関係者の方々に指導を請う機会もありますが、未解決事件や行方不明事件の端緒を聞いたりする度に、なぜ犯人を検挙できないのか、憤りを感じていました」とコメント。

そして、「事件解決に向けて、自分ができることは何なのか? 事件を風化させてはいけない。視聴者の皆さまから有力な情報を頂くためにも、熱量を持って生放送に臨みたいと思います」と話した。

※高嶋政宏の「高」の正式表記は「はしご高」

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