中国初の日本人女性パンダ飼育員や赤ちゃんパンダに密着

2019/12/15 12:00 配信

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中国でただ一人! 国宝・パンダの飼育を外国人として唯一許されている日本人女性


パンダ飼育歴10年目のベテラン・阿部展子さんが「思い出すのもつらい」と語る悲しい過去とは…?(C)テレビ東京


中国・四川省成都市にある世界最大級のパンダ飼育研究基地「成都 大熊猫(パンダ)繁育研究基地」に中国でただ一人、外国人としてパンダの飼育を許された日本人女性がいる。

阿部展子さん(35歳)は今年でパンダ飼育歴10年目のベテラン。

彼女に案内され、関係者以外立ち入り禁止の飼育現場へ潜入。パンダ舎の奥へ進んだ新生児ブースには、わずか42.8グラムという世界最小体重で生まれた赤ちゃんパンダ「チェンラン」の姿があった。

母パンダが育てることができず、命の危機にさらされていたチェンランを母親代わりとして育てたのが阿部さん。週5日勤務のうち2日の夜勤の際は、一人で24頭ものパンダを世話している。

大好きなパンダに囲まれ、充実した日々を過ごしているように見える阿部さんだが、実は彼女には「思い出すのもつらい」と涙ながらに語る悲しい過去があった。

大好評企画「秘境に暮らす“未確認日本人”」…山奥にある廃校にナゼか15年も住みついている謎の仙人


15年前から山梨の山奥にある廃校に住みついている“仙人”夫妻にも密着(C)テレビ東京


山梨の山奥にある廃校にナゼか住みついている謎の“仙人”がいるという情報を聞きつけ、さっそく現地へ。

やって来たのは7世帯14人の村人が暮らす神戸(ごうど)という限界集落。

山道を10分ほど歩いたところに、かつて中学校だった廃校を発見すると、2階の窓から顔を出している白髭をたくわえた男性がいた。

15年前からこの廃校に住みついているという工藤賢司さん(80歳)に学校の中へ案内されると、中国出身の48歳という32歳差の妻の姿も。

夫婦の主な生活スペースは職員室。学校で使われていた調理器具で食事の準備をし、卓球台を食卓として代用している。

食器は給食室にあったもの、洗い物はかつて先生たちが湯飲みなどを洗っていた給湯器、ベッドは保健室にあったもの。調べたいことがあるときは、本がそのまま残る図書室に足を運び、生活ゴミは焼却炉で燃やす。

このように学校にあるものを自由に使い、廃校での生活を15年も続けている工藤さん夫婦。実は、驚くべき“ある目的”のためにこの学校に住みついたのだという。