チェロを奏でながら歌うボーカルYukkoを中心に、高い音楽性とポップな世界観で人気の5人組音楽集団“のあのわ”が5月11日(水)、ニューシングル「Have a Good Day!」をリリースする。この曲は、蒼井優の出演でおなじみの資生堂アネッサの2011CMソング。同CMは、出演する女性タレントはもちろん、BONNIE PINKやケツメイシ、土屋アンナら人気アーティストによるCMソングも毎年話題で、昨年は男女2人組ユニット、moumoonの「Sunshine Girl」が起用されて注目を集めた。今回のCMソングをきっかけにさらなる飛躍が期待される、のあのわのYukkoにインタビューを行った。
――「Have a Good Day!」はどういうテーマで作ったんですか?
「原曲は2年前くらいからあったんです。前向きになれる、笑顔になれるような曲を、と思って作っていたんですが、今回、アネッサのCMソングということで、夏っぽさやキラキラした感じも出したいなと。春から夏って、例えば昨日すごく嫌な事があっても、それをきょうに連れてこない、みたいな魔法がある季節だと思うんです。そうして自分のことをもっと好きになって、歌詞にも出てくるように、自分の中の“みにくい弱虫”にバイバイできたらいいな。蒼井優さんみたいに、キラキラできたらいいなと思って作りました」
――今までアネッサのCMはどんな印象でしたか?
「去年のCMがとにかく印象的で。真夏っていうより、優雅っていうイメージで、蒼井優さんの透明感もすごくすてきでした。蒼井優さんは…生まれ変わりたい(笑)!くらい好きです。これからCMが流れて、見てくれた方に、『あ、明るい季節が来た!』ってワクワクしてもらえたらいいな。自分たちの曲が手伝って、楽しい気分になってもらえたらうれしいですね。クリスマスが近づくと流れる、山下達郎さんや稲垣潤一さんの曲みたいに、聴いて季節を感じられるっていいですよね。のあのわもそういうふうになれたらいいな」
――タイトルにちなんでYukkoさんが“Good Day”を感じる瞬間は?
「この間の休日、家に家族みんながいた時。お母さんがごはんを作ってて、その近くにお父さんがいて、みんなで話してて…あ、いいなって。すごく普通かもしれないけど、それがすごくうれしかったですね」
――“へなへなのChiken heart”という言葉が出てきますが、身近にそんな方は?
「うちのメンバーはみんなチキンハートですね(笑)。特にギターのゴウが。一時期、『チキン』って呼んでましたもん。みんなでいる時じゃなくて、後で愚痴を言ったりするんですけど、そのとき言えよ!って言いたくなります(笑)。ライブで演奏するときは、そのチキンなメンバーたちがみんなで『sing a song』って歌うのでそれは面白くていいかな(笑)」
――歌詞以外で、特に力を入れた部分を教えてください。
「コーラスワークですね。コーラスがたくさん入ってて、テンションも高めで今までにないアップな曲調なので、ライブに向けた練習の時もドタバタです(笑)。CDではわたしが歌っているところもライブでは(男性)メンバーが、あえてかわいい声に声色を変えて歌います。でもそれがすっごい気持ち悪くて(笑)。ライブではそれぞれの歌っている姿もぜひ見ていただきたいです」
――デビュー3年目に突入しましたが、今後やってみたいことは?
「今回のCMで、皆さんの耳に入る機会が今までより増えると思うんですけど、それで終わりじゃなくて、アルバムやライブへとつながっていくような活動をしていきたいです。あと、何でもできる、何でもやるっていうスタンスで制作するのも楽しいですけど、これからは突出した1つの軸を確立したいです。歌に関しては、もっと気張らずに歌いたい。昔はもっと感覚的に歌っていたと思うんですけど、最近は“歌う!”って感じになってるので、もっと楽しんで歌いたいです」
――個人的にやってみたいことはありますか?
「海外に行ってみたい。特にマイアミ! マイアミは毎日パーティーとかありそうでキラキラしたイメージだから(笑)。パーティーは苦手なんですけど、“人生はパーティーだ”って言えるくらいの強い人に憧れるんです。パーティーで羽目を外すというか、その場を楽しんでいる人っていいなって。今までで一番羽目を外した思い出は、日本酒飲んで酔っぱらって、楽しいけど気持ち悪くなって、ほふく前進してたことくらい(笑)。あとは、最近バーに興味があるんです。ドラマの『バーテンダー』(テレビ朝日系)を見ていたら、バーに行きたくなって。バーに行ったら、海外ドラマによく出てくるマティーニを飲んで、大人な雰囲気を味わってみたい!…と言っても、全然お酒飲めないんですけどね(笑)」
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