私立恵比寿中学、結成からの10年を振り返る…「今でも心の中で生きている」

2019/12/17 18:45 配信

アイドル

私立恵比寿中学が12月18日(水)放送の「すじがねファンです!」に登場(C)テレビ朝日

12月18日(水)深夜放送のバラエティー「すじがねファンです!」(毎週水曜深夜0:15-0:45、テレビ朝日系)に、今年結成10周年を迎えたアイドルグループ・私立恵比寿中学が出演する。

同番組は、MCの今田耕司指原莉乃とサブMCが、山あり谷ありの人生を経験してきた芸能人と、長年ひたむきにその芸能人を応援し続けてきたファンにスポットを当てる。今回のサブMCは、山崎弘也(アンタッチャブル)。

“エビ中”こと私立恵比寿中学は、“第2のももいろクローバー”(現在はももいろクローバーZ)として2009年に結成。『永遠に中学生』というコンセプトのもと、『キレのないダンスと不安定な歌唱力』をキャッチフレーズに活動を開始。“踊れない、歌えないグループ”という名の通り、当初は衝撃的なグダグダっぷりだったが、次第に成長していく姿を見せていく。

かつては、13人のメンバーが在籍していたが、メンバーの増減を繰り返し、現在は真山りか安本彩花星名美怜柏木ひなた小林歌穂中山莉子の6人で活動中。18日(水)の放送では、現在休養のため活動休止中の安本を除く5人が出演する。

ファン歴7年のびやじまさん、9年のなるおさん、8年のひぐちさんといった、在籍5年のメンバーである小林や中山よりも“エビ中”歴の長い先輩たちと、波乱の10年を振り返る。

伝説の大雨ライブで奇跡を起こすも、数々の試練に指原莉乃も涙…


結成当初はグダグダだったエビ中は、2013年にオープニングアクトを務めたフェスで大雨の中、アイドルの域を超えたパフォーマンスで一気に知名度を上げた。

さらに、“ある”奇跡が起こるなど神がかったステージを披露。ブレークへの道を歩むと思われたが数々の試練に見舞われることに。

最初の試練は、“激し過ぎるメンバーの入れ替わり”。中心メンバーが脱退した際には、残ったメンバーへの辛らつなコメントがネットにあふれ返った。また、かつて対バンを組んでいたライバル的存在のBiSHが型破りなパフォーマンスでめきめきと頭角を現していく。

また、2015年には柏木が突発性難聴、2016年には小林がバセドウ病を患うなど、アイドル活動が困難になる状況に苦しむメンバー。そして2017年、グループ最大の試練ともいえる、松野莉奈さん(享年18歳)の急死。

前日も当たり前のように一緒にいたメンバーは、突然過ぎる別れを受け入れられなかったと語る。また、「今でも心の中で生きている」「それでも“アイドルを楽しむエビ中を見てほしい”」と語るファンの思いに、指原も「ステキなことですよね」と思わず涙を見せる。

彼女たちを見守り続けるファンからは、前に進み続けるエビ中へ切実な“お願い”も。メンバーは、そのお願いごとが書かれた嘆願書を受け取るのか。