「これでラストと言いつつ、もう1曲あるんですけどね」とおちゃめな高嶋の告白から始まり、「TPDのクリスマス公演。そしてTPDの二葉ちゃんのF-Projectお披露目イベントに来てくださり、ありがとうございます!」とあいさつ。
続けて「TPDのライブ自体も、今日は香帆ちゃんがいなくて5人でのライブだったんですけど、久々のライブ、あかりちゃんどうでしたか?」と振ると、予想外だったのか脇は「お~急にきたー(笑)。皆さんサンタ衣装どうですか~?」と客席にノールックパス。
しかし、案外反応が薄く「えっ、そんなもんなの…? サンタさん(衣装)どうですかー!?」ともう一発かますと大きな歓声が。
そして、浜崎がいないからこその“中トロの絆”で脇が黄色いサンタ衣装を着ていることが明かされたり、橘のF-Projectの感想で「めちゃめちゃ緊張したー。でも、温かく見守ってくださって、ほんと“あったかい目”でした」という独特の言い回しにファンがほっこりしたり、2019年から2020年にかけてのそれぞれの舞台出演告知があったり、CBGKシブゲキ!!での年始早々のダンスサミットの告知をしたりと、盛りだくさん。
また、高嶋が夜に控えるソロライブの緊張から歌詞が吹き飛んだことを素直に謝罪。この後の赤の流星ライブ、櫻井の生LINE LIVE配信、高嶋ソロライブの告知もしたところで、最後の曲「SUPER DUPER」へ。
歌唱前、高嶋は小声で「歌詞忘れんように、歌詞忘れんように…って言ってたら忘れるからね(笑)」とセルフノリツッコミをして会場を笑わせながらも、何一つ問題なく、“超最高”な歌声を響かせた。
曲が終わり、イベント終了のアナウンスも浜崎が影ナレを務め、“声の出演”としてきっちり存在感を示し、”6人”で2019年のTPDラストライブを締めくくった。
“奇跡の6人組”TPD、年内最後が5人だったのは残念ではあるものの、すぐさま6人のTPDに会える2020年。
結成7周年イヤーということで、2019年にいろいろな現場で吸収した経験値を6人の現場に持ち帰り、さらなる高みを目指してもらいたいところだ。
もちろん、それができると分かっているからこそ強く言いたい。6人でのパワーアップしたライブを、1回でも多くやっていただきたい。
取材・文=蒼野星流
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