<赤の流星>対バンライブで得た確かな自信…“肉が付き”さらに輝く2人の流星

2019/12/23 06:50 配信

アイドル

【写真を見る】美腹筋チラリの脇あかりと、ハーフアップポニーの上西星来撮影=永田正雄


TPDより多い11曲を終え、アンコールに突入。「あかり」「せいら」コールがひとしきりあり、再び現れた2人。

上西が「いいね、皆さんの笑顔が見られてホッとした」と言えば、脇も「どっかでさ、みんなの笑顔を見て泣きそうになったんだよ。うるっときた」と振り返る。

そして2019年はTPD以上にいろいろな場所でライブをしてきたことに触れ、脇が「対バンだったり、オールナイトイベントとか」と振り返り、上西も「夜中の2時くらいからライブをしたこともあった。新宿二丁目でもライブをしたし(笑)。あとは新曲もたくさんできたね」と回顧。

すると、脇がおもむろに「まあ、2019年を締めますと…」といたずらっぽい笑みを浮かべると、上西がすかさず「締めてくれるんだ…」とボソッとツッコミ。

脇もすぐさま「だってこれで終わりでしょう? 2019年は赤の流星として、個人的に肉が付いたんじゃないかなと思うんですよ。経験をして、その肉が付いたムキムキをね、2020年は…」とため、ファンも「オオッ!?」と期待の声を向けて待つのだが、脇は「どうする…?」とまさかの尻すぼみ。

思わずSEIRA様が「ちょっと、そこは考えてきてよ~! みんな『おっ?』ってなるんだからさー!」とこの日一番の厳しいツッコミが入った。

それを受け、仕切り直しとばかりに脇は「2020年は…TPDよりも…ライブがしたい!」と願望を口にし、ファンも大盛り上がり。

脇あかり撮影=永田正雄


そして「2019年もありがとうございました! 2020年もよろしくお願いします!」と締め…たかと思いきや、次の曲へ行く前に、じょにーお嬢様が「やりたいことがあって…」と言い出す。

先日2人でライブを見に行ったシンガーソングライター・majikoの「聞いてくれ、●●!」という曲振りがやりたいとのことで、脇が「聞いてるから、やって!」と振ると、上西は「はい!」と笑顔を見せ、「聞いてくれ!『あなたに逢いましょう』」と楽しそうに振り、本当のラストソング「あなたに逢いましょう」を歌唱した。

どこまで離れていても自然と惹かれ合いそうな2人の空気感。

メインイベントはTPD? いやいや、こちらもメインイベントです、とばかりに全力パフォーマンスをした12曲。グループ内ユニットから、立派に独立したユニットへ。

完成度の高さは2020年への期待を大いに膨らませるものとなっており、帰るファンの方の背中を見ればこの2人の世界がいかに充実したひとときだったかが伝わってきた。

トークも含め、この2人のハーモニーが令和の日本を明るく照らしてくれそうだ。

取材・文=蒼野星流