――「東大王」という番組から受けた影響は?
もともと僕、あまり人前に出るような性格じゃなかったですけど…まるくなりましたよね(笑)。以前は、人と話す時も尖っていたような気がします。人間として成長したのか、カドがとれたのか(笑)。
「東大王」に出演することで、いろいろな人と出会えましたよね。自分が住む世界の人だけじゃなくて、さまざまな人と出会えて、世界が広がったと思います。
世の中、いろいろな人がいるし、その人たちとも繋がって生きているんだということに、24年間かかって気づいたという感じです。
――医師の道を歩む中で強みになることは?
強みとは違うかもしれませんが、僕、けっこう人と接するのが嫌いじゃいないんですよ、いま。
昔は、医者は医者でも臨床をやらずに研究をやろうかなと思っていた時期もあったんですけど、いわゆる「医者」としても頑張ろうと思うようになったのは、これまでの活動があったからだと思います。
医者としても頑張るし、研究も頑張っていきたいです。あとは、そうですね。さまざまな方と話している時に、世の中に知られていないことがいろいろあると気づいて。
たとえば、ある病気の人に対する世の中の不寛容とかって、(正しい情報を)知らないからだったりする。そういう世の中に役立つ医学の知識を見つける眼を持っていたいなと思っています。
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