広瀬すず、洋服への“恋心”を告白「好き過ぎて…。小学生の頃からお姉ちゃんの服を借りてました」

2019/12/19 21:47 配信

映画

映画「ラストレター」のイベントに登場した広瀬すず、松たか子(写真左から)

女優の広瀬すずが、12月19日に東京・イイノホールにて行われた映画「ラストレター」の完成披露舞台あいさつに登場。松たか子森七菜岩井俊二監督と共に登壇し、昔からずっと恋をしているものについて明かした。

本作は、岩井監督の出身地・宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まった2つの世代の男女の恋愛、それぞれの心の再生と成長を描いた作品。

主人公・岸辺野裕里役を松、裕里の姉・未咲の高校生時代と未咲の娘(裕里のめい)である遠野鮎美役という“母娘”の1人2役を広瀬が務める。

「初めて皆さんに見てもらえる日を迎えて、とてもうれしく思います」とあいさつした広瀬は、初めての“岩井組”参加について「純粋に『やったー!』という感じでした(笑)。岩井さんの作品を見ていたので、質感だったりとか、画面から匂いがしてくるような空気感が本当に好きで、いつかこういう映画に出たいなと思っていたので、『やったー!』っていうのが素直な気持ちです」と明かす。

そんな広瀬に対し、岩井は「2役ということで、それぞれ演じるのに難しい役どころだったと思うんですけど、瞬発力というか、彼女の野性的なところというんですかね。そういう部分がある人なんじゃないかなと思っていて、現場でもそういう演技を見せてくれました」と起用理由について語った。

その言葉を受け、広瀬は恐縮気味に「現場でも監督に『こうして、ああして』とか(指示が)ほとんどなかったので、いまだに大丈夫かなって思っています(笑)。『2役できたな~!』っていう感触があんまりなくて、さらっと終わっていっちゃった感じで、ずっと大丈夫かな…って思っています」と撮影を回顧した。