工藤阿須加、ミステリー向きな性格の裏に父・公康の教え「常にクエスチョンを」<Interview>

2020/01/03 07:05 配信

ドラマ インタビュー

工藤阿須加に主演ドラマ「連続殺人鬼カエル男」について話を聞いた撮影=永田正雄/ヘア&メーク=SHINYA(Primal art)/スタイリスト=壽村太一


U-NEXTとカンテレがタッグを組み、『このミステリーがすごい!』大賞(宝島社)の関連作品をドラマ化する「『このミス』大賞ドラマシリーズ」。最新作は、俳優・工藤阿須加主演の「連続殺人鬼カエル男」(毎週木曜夜0:25-0:55、カンテレ※U-NEXTでも配信)が、1月9日(木)からスタートする。

本作は、猟奇的な殺人を続ける殺人鬼“カエル男”を追う本格派サスペンスミステリー。工藤は新人刑事の古手川を、先輩のベテラン刑事・渡瀬を鶴見辰吾が演じる。放送開始を前に、工藤に話を聞いた。

“カエル男”に「ミュージアム」が思い浮かぶ


工藤阿須加撮影=永田正雄/ヘア&メーク=SHINYA(Primal art)/スタイリスト=壽村太一


――“カエル男”、この言葉を最初に聞いた時はどう思いましたか?

映画「ミュージアム」(2016年)が思い浮かびました。カエルの被り物をかぶった人が犯人なのかとか最初は思ったんですけど、全然関係なかったですね。

――本作はミステリアスなサスペンスです。こういうジャンルの作品はお好きですか?

好きです! 問題を解決するというのがまず日常的に好きなんです。正しいと言われることに対してクエスチョンを持つようにしています。この問題はどうすれば解けるのであろうかとか、この人はどういうことを考えてこの発言をしているんだろうとか、考えてしまいますよね。

――その物や人に対して疑問を抱いてしまうのは性格ですか?

そうなんですけど、考える前にすぐ行動に出してしまうタイプの人間でもあります(笑)。

――素朴な疑問を抱く行動派なんですね。クエスチョンを抱いてしまうのは幼い頃から?

そうです。なんでこんなヘンテコな形をしてるんだろうとか、生きてく上でこういう形になったのかなぁとか。ミミズを見ても、なんでこんなウニウニしてるんだろうとか、なんで目が付いてないんだろうとか思っていましたね。

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