「“いつか”ではなくきょうから-」中山秀征が震災を受けてエコの重要性を再確認

2011/04/27 20:55 配信

芸能一般

会見に登場した葉山エレーヌアナ、濱田龍臣、中山秀征(左から)(C)NTV

日本テレビでは、5月29日(日)~6月5日(日)の間にさまざまな番組やイベントでエコに取り組むキャンペーン「つなげよう、ecoハート。~明日へのチカラ~」を行うことを発表。番組パーソナリティー・中山秀征、キャンペーンパーソナリティー・濱田龍臣が、日本テレビで行われた記者会見に登壇した。

同キャンペーンは、日本テレビ系列の人気番組や特別番組内でエコを呼び掛け、環境保全運動を推進するべく'03年から日本テレビが行ってきたもの。ことしも「ザ!世界仰天ニュース」「ぐるぐるナインティナイン」などの番組内でエコへの取り組みを行うほか、6月4日(金)には、相葉雅紀、くりぃむしちゅーを司会に世界のエコ事情を探る「-地球と生きる100のコト(仮)」などの特別番組を放送する。

会見で中山は、「昨年も番組の司会をさせていただいたのですが、ことしは震災がありまして、エコへの考え方がより深いものに変わったのではないかと思っております。昨年は『こういう時代が来たらいいな』という未来についてずいぶん語ったんですけど、ことしは、いつかではもう遅い、きょうからやらないと日本は大変なことになっていってしまうと、大人だけでなく、小さな子供たちも肌で感じているんではないかと思っています」とエコへの思いを改めて語った。

濱田は、「自分たちでできるエコっていうのは、そんなに大きなことではないんですけど、積み重ねることで大きなエコになるんじゃないかと思うので、頑張りたいと思っています」と意気込みを語った。また、キャンペーンのテーマ“明日へのチカラ”について尋ねられた濱田は、「やっぱりきょうがあるから明日も頑張れるものだと思うので、今頑張って、これからもずっと続けていくっていうことが大切なんじゃないかなって思います」と大人顔負けのコメント。中山も「その通りだと思います」と感心していた。

また、総合プロデューサーの大澤弘子氏は、今回のキャンペーンについて「3月11日の未曾有の大震災を受け、ことしのエコキャンペーンをどのような思いでやるのがいいのだろうと非常に議論しました」と震災を受けて悩んだことを告白。その上で、被災地を取材した報道局の同僚から、被災した母親たちが助け合っていた話を聞いたと明かし、「私自身も母親だということもあって、その話が大変心に残っています。被災しながらも助け合っている姿に大変胸を打たれます。翻って考えますと、地球上のあらゆる命が、どうやったら一緒にこれから先も生きていけるのかということを考えよう、できることをやろうという思いが、エコロジーの根幹ではないかという結論に至りました」と今回のキャンペーンへの思いを語った。