所ジョージ&林修が語る、「ポツンと一軒家」は“我々が見失ってきたものを強烈に見せつけられる番組”

2019/12/25 05:00 配信

バラエティー

レギュラー放送から1年を経て、MCの所ジョージ、パネラーの林修が、番組への思いを語る(C)ABCテレビ


12月29日(日)の「ポツンと一軒家」(毎週日曜夜7:58-8:56、テレビ朝日系)は、2時間スペシャルで放送。

2017年10月に特番として放送がスタートした「ポツンと一軒家」は、2018年10月にレギュラー放送が始まって以来、衛星写真を手掛かりにおよそ140軒もの一軒家を訪れ、数々の人間ドラマを伝えてきた。

高視聴率をたたき出しレギュラー放送から1年を経て、29日のスペシャル放送を前にMCの所ジョージとパネラーの林修が、番組への思いを語った。

「ポツンと一軒家」は“現代の奇跡”だと思う


――レギュラー放送開始1年を経ての感想をお聞かせください

所ジョージ:反省だよね。怠けているつもりはないんだけど、“ポツンと一軒家”で暮らしている方々の暮らしぶりを見ていると、とても真面目でしょう。VTRを観ているとつい反省しちゃうんです。でもスタジオから外に出てしまうと忘れてしまいますけど(笑)。

林修:もちろんそういう面もありますよね。私が番組にこの1年携わらせていただいて感じているのは、“現代の奇跡”だと思うんです。

“ポツンと一軒家”で暮らしていらっしゃる方々が、こんな暮らしをされているなんて、全く想像もしていませんでしたし、今こんなにもテレビが厳しいと言われている時代において、こんなにも支持していただけていることも含めて、現代の奇跡かな、と感じています。

所:本当ですよね。“ポツンと一軒家”での暮らしというのは、「これで十分でしょう」という暮らしを見せられるので、便利な物であふれている時代からすれば、正反対ですもんね。

林:みなさん信念を持って丁寧に暮らしていらっしゃるなと感じますね。都会人とは全然違った感覚があって、そう考えると、所さんがおっしゃったように反省する部分も多いですね。

所:私たちは「贅沢」ってお金を使ったことだと捉えがちなんですけど、“ポツンと一軒家”で暮らす方々というのは、価値観が全然違うんです。

番組ではよく捜索隊にごちそうしてくださるんですが、例えば、普段、買い物に行けないような山奥でのうどん1玉が貴重品だという考え方もあるんです。

かつて仕事をして、山を降りて買い物に行くほうが大変だからと、報酬はお金でなく現物支給されていた時代を経た方々にとっては、山奥でのうどんって我々とは価値がまったく違うんですよね。ですから、見ていて感じるのは幸福度の高さですかね。

林:今、どうやってお金を稼ぐかに比重を置いた金銭主義に傾いている時代にあって、そのシーソーのバランスをぐっと戻してくれる感じがありますね。…でも、やはり私が田舎で暮らすのはムリですね。

所:私もムリです。スキさえあれば怠けたい人ですから(笑)。