萩原利久「人間らしいヒーローがいてもいい」コメディー時代劇に挑戦<Interview>

2020/01/04 07:15 配信

ドラマ インタビュー

萩原利久撮影=永田正雄/スタイリスト=壽村太一/ヘアメーク=Emiy


3分かからず寝られる


――熱烈なファンですね。では最後に。佑太はおよそ3分間だけヒーローになれるという特異な一面があります。萩原さんは、3分間でこれなら負けないということはありますか?

3分あれば、寝られます! 3分かからないと思います。地方ロケで枕が変わって眠られないとか、一度もなったことがありません。今回は(栃木・)日光で撮っていたんですけど、毎日ぐっすり寝ていました。

――もはや特技の域に?

12時間とか寝ちゃっても、次の日同じ時間に眠くなります。それぐらい寝るのは得意です。バスであろうが電車だろうが、どこでも(寝られる)。

――立ちながら、はさすがに無理でしょう?

立ってでも全然寝られると思いますよ。吊り革か壁さえあれば、どこでも(笑)。

あらすじ


「蒸気風呂我慢大会」で一騎打ち中の佑太(萩原利久)と弥助(佐野岳)第1話場面写真 (C)カルチュア・エンタテインメント/「大江戸スチームパンク」


数百年の昔、はるかかなたの青い星にあったという、江戸と似ているようで違う町・大江戸。暑さにだけ強い青年「佑太」が、天才発明家「平賀源内」と出会い、ヒーローになる物語。

太平の世、大江戸はさまざまな人々が暮らす、活気あふれる町だった。鍛冶屋で修行中の佑太(萩原利久)は、人の役に立ちたい思っているが腕っぷしはとことん弱い、ただの町人。

ある日催された蒸気風呂我慢大会で、町の発明家・平賀源内(六角精児)と出会う。源内は自らが発明した、着た者の力を数十倍にまで高める「蒸気力甲冑」を佑太に与える。

一方、大江戸の町に天草四郎(袴田吉彦)率いる秘密結社・シマヴァランの魔の手が忍び寄っていた。佑太は、蒸気力甲冑を身にまとい、スチームパンクとなってシマヴァランに立ち向かう。

文=伊藤雅奈子

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