WOWOWでは、2020年3月より「連続ドラマW オペレーションZ ~日本破滅、待ったなし~」を放送することが決定。併せて、本作の主演を草刈正雄が務めることも明らかになった。
本作は、現代社会の問題をえぐりだした経済小説「ハゲタカ」シリーズで知られる真山仁の小説をドラマ化。テーマとなるのは、日本の財政問題。
2020年の東京オリンピック及びパラリンピックの開催で、経済は“上げ潮”の様相を呈しているように見えるが、「五輪」という推進力を失った後、日本はどうなるのか。
国の借金は現在1000兆円を超え、今もなお秒単位で増え続けている状況。このまま突き進めば「デフォルト」、つまりは「国家の破綻」が現実のものとなってしまう。
ドラマでは、「デフォルト」を免れるべく大胆な改革を打ち出した内閣総理大臣・江島隆盛と、彼と共に特命プロジェクト「オペレーションZ」に関わるエリートたちの奮闘を描く。
国の借金を減らす方法は、「歳出を減らすか、歳入を増やすか」という2つの道のみ。時の総理大臣・江島隆盛は、歳出を減らすだけでなく、「半減」させることを決断。
あまりに大胆な提案ゆえに、各方面からの反発は必至だったが、江島は財務省のエリート4人を招集し、日本を再生させるための特命プロジェクト「オペレーションZ」を密かに立ち上げる…。
そんな本作の主人公・江島を演じるのは、大河ドラマ「真田丸」(2016年、NHK総合ほか)や連続ドラマ小説「なつぞら」(2019年、NHK総合ほか)での好演が記憶に新しい草刈正雄。
2019年公開の映画「記憶にございません!」では邪悪な官房長官を演じていたが、本作では打って変わって、強い信念を持って国を危機から救おうと奮闘する、猪突猛進な内閣総理大臣を演じる。また、草刈が総理大臣役を演じるのは今回が初となる。
果たして江島は、日本の「破滅へのカウントダウン」を止めることができるのか。そして、「オペレーションZ」でデフォルトを回避することができるのか。非常識で野蛮な改革のゆくえに注目だ。
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