44番目のスーパー戦隊は“宝石+乗り物”=「魔進戦隊キラメイジャー」キラメイストーンと敵に立ち向かう

2019/12/26 05:00 配信

芸能一般

2020年3月8日(日)、“スーパー戦隊”シリーズの44作目「魔進戦隊キラメイジャー」がスタート

井上千尋プロデューサー(テレビ朝日)コメント


幼いころの私は、初代スーパー戦隊であるゴレンジャーのソフビ人形が宝物でした。遊ぶごとにクッキー缶から取り出して、そのたびに大事にしまったものです。

大嫌いな病院へのお供が、決まってアカレンジャーだった記憶は今でも鮮明に残ります。子どもの私の目に、それはそれは輝いて見え、不思議と足どりが軽くなりました。ゴレンジャーはまさしくヒーローでした。

44番目となるスーパー戦隊、魔進戦隊キラメイジャーもまた、誰かの目に輝いて見えるヒーローになってくれるはずです。でも、1度立ち止まって考えてみたいのですが、ヒーローはなぜヒーローなのでしょうか。

それは、まばゆいばかりにキラキラした彼らが、私たちに勇気や希望を「与えて」くれるからでしょうか。いえ、そうではありません。

彼らは私たち1人1人の中に眠るチカラを「引き出して」くれるだけです。ヒーローは光を照らしてくれますが、それを反射させて輝くのは私たち自身なのです。

今作では、このあたりのテーマを掘り下げていくシリーズになる予感がしています。1年間続く長い旅路の果てに見える景色は、どうなっているのでしょうか。制作に携わるわれわれにもまだ分かりません。

視聴者の皆さんと一緒に旅して、その答えを見つけたいと思います。

塚田英明プロデューサー(東映)コメント


古今東西、面白い物語には必ず「宝石」が登場します。古代遺跡を巡る冒険、海賊船の宝箱、宇宙各地に封印されたインフィニティな石…地中深くで熱と圧力を受けて結晶化した「キラキラ輝くもの」は、いつだって私たちを魅了してきたのです。

本作は、この宝石が子どもたちの大好きな「乗り物」に変形するという、スーパー戦隊44作目にして初めての試みにチャレンジします。

宝石×乗り物=魔進(マシン)です。主人公たちはこの魔進たちと絆を結び、アドレナリン全開で冒険に飛び出します。

宝石が輝くのはなぜでしょう? 光が複雑に反射するからです。スーパー戦隊には、他の追随を許さないくらいさまざまな顔があります。人間ドラマ、等身大アクション、マシンとロボの特撮、センスオブワンダーあふれる世界観、フレッシュなキャストたち。

これら、さまざまな面から、いろんな光を取り入れることによって、戦隊は戦隊らしく輝くのです。「魔進戦隊キラメイジャー」は、そんな中でも「今までで1番、キラキラした戦隊」を目指します。ご期待ください!