12月25日に日本競輪選手養成所(JIK)で史上初となる早期卒業者の卒業式が行われ、寺崎浩平と菊池岳仁の2人の候補生が、同期の第117回生に見送られながら養成所を卒業した。
今回、卒業生に適用された早期卒業制度とは、スター選手になり得る逸材の走りを見せる選手が、記録会において最優秀の評価である「ゴールデンキャップ」を獲得した場合に、選手候補生として専門カリキュラムを履修。
その後、選手資格検定に合格すると、他の選手に先駆けて競輪選手として翌年1月にデビューできる。
卒業者となった寺崎は200メートルフライングダッシュの養成所記録を更新した逸材で、走行スキルの高さが持ち味とされている。今後の抱負については「卒業してからの生活は、ナショナルBチームに所属することが決まっているので、1月から静岡に拠点を移して練習をして、来年の全日本選手権を目標に競走力を向上させていきたいと思います」と語った。
さらに、「自転車競技を約10年間続けてきたので、自転車競技で鍛えた脚力がプロの競輪でどれくらい通用するのかを挑戦してみたい」と力強く答えた。
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