レインボー池田「小寺真理さんとは何もないです…とは言いません(笑)」<吉本坂46 “RED”鼎談・前編>

2020/01/12 05:30 配信

音楽

「いろんな恋愛の形が認知されつつある今、MVの深いメッセージを読み取ってもらえたら」(榊原)


榊原徹士(さかきばら・てつじ)=1989年12月6日生まれ、愛知県出身。2009年、アイドルユニット「新選組リアン」としてデビュー。解散後は俳優としてテレビや舞台を中心に活動中


――そんな苦労の末に完成した「不能ではいられない」のMVを見た感想は?

多田智佑:もぞもぞした気持ちで見ました。僕ときょん(ラフレクラン)の前に男性二人がいて、キスするところがあるんですけど、すっごい気になるんですよ。ただ、みんなでわーっとやって、楽しい部分もあれば、ダンスをしっかり見せる部分もあるので、振り幅が大きいMVになってるかなという気はします。

榊原徹士:歌詞だけを見たら、人それぞれの捉え方ができる曲だと思うんですよね。MVでは男性同士、女性同士でもキスをしてますし、いろんな恋愛の形が認知されつつある今の時代、このMVも深いメッセージを読み取ってもらえるんじゃないかなと思います。いろんな人の、いろんな恋愛模様が、みなさんに届けばいいなと。

――間奏では、ばっちりメイクのきょんさんが、センターで目立っていますね。

池田直人:この曲って、「ジェンダーレス」というのもテーマじゃないですか。きょんさんの女装がジェンダーレスかどうかは分かりませんけど、面白いのは間違いない(笑)。実は僕、きょんさんが本当のセンターなんじゃないかなって思ってるんです(笑)。

多田:撮影の日、最後にメイクを終えたのが、きょんだったんですよ。現場にいきなりあの格好で現れたので、途中で誰も止める人がいなかったんやろうなって(笑)。ジェンダーレスという趣旨からは大きくは外れてないとは思うんですけど。ただ、さっき河本(準一)さん(次長課長/吉本坂46・CIRCUS)とお会いしたとき、「不能ではいられない」のMVの感想を聞いたら、「きょんには注意しとかなあかんな」って、笑いながら言ってました(笑)。

――ちなみに、振り付けのTAKAHIROさんは、MV撮影の現場にいらしてたんですか。

池田:いらっしゃってました。かっこいいんですよ。「カモン、カモン、カモン!」とか、「スマイル、スマイル!」とか。

榊原:「パッション!」とかね。

池田:英語でどんどん煽ってくださって。ルー大柴さんみたいな…。

多田:えっ、ここで急にルー大柴さん?(笑)