――「不能ではいられない」のCDは3タイプあり、ジャケット写真は、REDのみなさんが3チームに分かれての登場となっています。
池田直人:前回の2ndシングルで、「選抜メンバー」「RED」「スイートMONSTER」の3つのユニットが売り上げ対決で争って、僕らREDが表題曲を勝ち取ったんですね。なのでジャケットの写真は、僕が先頭で旗を持って、みんなで勝ちどきを上げている、みたいなイメージで。
――小寺真理さんだけ、なぜか後ろを振り返っていますが。
池田:ホントだ…かわいいからじゃないですか?(笑) いや、でも何か意味が隠されてるかもしれないですよね。ジャケット3枚を並べてよく見てみたら、何かが浮かび上がってくるとか。
榊原徹士:意味といえば、よく見ると旗の中に45個の三角形があるんですけど、これは現メンバーの45人を意味しているらしいですよ。
多田智佑:へぇ~!
――多田さんは初耳だったんですね(笑)。ところで小寺真理さんといえば、池田さんと小寺さんのWセンターもすっかり様になってきたように見えるのですが、ご本人としてはいかがですか。
池田:小寺さんは僕より先輩で芸歴も違うので、最初は正直、そんなにしっくり感はなかったんですよ。だけど、2作連続で恋の歌を歌っているうちに、しっくり来るようになりましたね。前作は、ロミオとジュリエットみたいな、かっこつける感じでしたけど、今作は「イエ~!」「チップとデールで~す!」みたいなテンションになってます(笑)。
――男女混合ユニットならではの演出ですね。
多田:今回のMVでキスシーンもありますけど、よりリアルに見せられるのは、やっぱり男女混合だからやと思います。エンターテインメントでやってることですけど、見ている方もドキドキする部分はあるはずなので、そこは男女混合ユニットならではの強みですよね。
池田:今回も、小寺さんとドキドキするようなシーンもあるので、「今の色気あったなぁ」とか思いながら見てもらえたらなと思います。小寺さんは「池田さんとはどんな関係なんですか?」って質問されると、「『何もないです』とは言いません」とおっしゃっているそうなので、僕も「何もないです」とは言わないようにしています(笑)。
――ファンにとっては、ハラハラする距離感ですけれども。
池田:そうなんですけど、小寺さんのタオルを首にかけた方が握手会にいらしたとき、怒られるのかなと思ったら、「ナイスハグだったよ」みたいに言ってくださって。みんなハッピーな方向に向かってるのかなって思ってます。
榊原:確かに、嫉妬とか羨望もあるでしょうけど、曲の中で好きな人同士が近づくのって、もっと認知さえされれば、すごくかっこよく見えるはず。最強だと思うんですよね。
――ちなみに、3rdシングルのRED以外のユニットの楽曲については、いかがでしょうか。
池田:元「選抜メンバー」の「CIRCUS」の「STRAY SHEEP」のMVを見させてもらったんですけど、めっちゃかっこいいですよね。個人個人のカットもあるんですけど、色気がすごいし、ここまで生きてきた兄さんたちの人生がビシっと伝わってくるというか。
榊原:メンバーのみなさん、誰でも知っている方なので、一人で映ってても画力(えぢから)があるんですよね。一人でも画がもつっていうのが、著名人の強さだと思うんですけど、それをREDでできるかって言ったら、そこはまだ分からないですね。
<後編へつづく>
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