NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「おひさま」で相馬真知子を演じるマイコにインタビューを行った。
昨年は大河ドラマ「龍馬伝」で、香川照之演じる岩崎弥太郎の妻・喜勢を演じ、ことしは朝ドラに初出演となったマイコに、「おひさま」撮影の裏話や今後の見どころを聞いた。
――朝ドラ出演が決定したときの心境はどうでしたか?
大河ドラマのときもそうだったんですけど、自分が朝ドラに出演できるなんて夢にも思っていなかったんです。オーディションですごく緊張してしまって、思ったようにできなくて、絶対駄目だって数日間落ち込んでひきずっていたんです。なので最初決まったと聞いたときは、とてもうれしかったです。自分が朝の連続テレビ小説に出ているなんて想像つかなかったので、本当にびっくりでした。
――昭和初期の女学生を演じることの感想は?
セーラー服はうれしかったですね(笑)。仕事で女学生というのは初めてなんです。レトロなものにすごく興味があったので、着物にしてもワンピースにしても、そういったものから普段から自然と影響をもらっています。
――当時の言葉にかなり苦労しましたか?
アドリブがなかなかできないんです。それも本を読んで、例えば”アンポンタン”とかみんなでせりふに入れていこうって話しています(笑)。
――仕草にも工夫しましたか?
例えば手の振り方とか歩き方とかに気を使いました。当時の映画を見ると、意外とがに股の人とかいるんです。あとかばんの持ち方もキャラクターにあった持ち方をしています。真知子さんは両手持ちで、育子は抱えていて、陽子さんはなんだろう…それぞれ違う感じですね。
――井上真央さん、満島ひかりさんと共演してみていかがですか?
すごく楽しいです。同世代の女優さんとご一緒する機会がいままであまりなかったので、すごく仲良くなれて、今現場に行くのが楽しみです。
――つらい恋をしてしまう真知子に対してどのような思いで演じていますか?
かわいそうだと思います。でもこういうことって環境やシチュエーションは違うけど、人それぞれ運命や変えられないことがあると思うんです。なかなか理解できる環境ではないんですけど、自分に重ね合わせて演じています。
――悲しい恋をする真知子を演じてみて感想は?
真知子が春樹兄さん(田中圭)が好きになって、恋に芽生えるシーンはすごく楽しみだったんです。田中圭さんがちゃんと春樹兄さんでいてくれるので、すごくやりやすいです。現場で春樹兄さんを前にすると、自然と真知子の気持ちになることができますね。切ない2人の恋の行方を見てくれたらなって思います。
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