2019年12月31日、名古屋・栄にあるSKE48劇場で、「SKE48 カウントダウン公演2019→2020」が開催された。
夜11時30分頃の開演となった同公演は、2019年7月にリリースした「FRUSTRATION」からスタートすると、「12月のカンガルー」「強がり時計」と続き、「キスだって左利き」では2019年が年女だった都築里佳と高畑結希が、干支のイノシシの着ぐるみを着てパフォーマンス。
4曲を続けて披露すると、ここで出演予定のなかった松井珠理奈が「ハッピーニューイヤー!」と言いながらサプライズで登場。
まだ年明け前ということで、メンバーにツッコまれながらの登場となったが、松井が「みんなと一緒に(新年の)お祝いをしたくて名古屋に帰ってきました! 今年はファンの方はもちろん、改めてメンバーに支えてもらった1年でした。本当にありがとうございました」とコメントすると、会場からは大きな拍手が。
そして、いよいよカウントダウンが始まり、メンバーは手をつないで2020年を迎えることに。「よかったらファンの皆さんも、お隣さんとイエーイみたいな感じで」(斉藤真木子)、「“ぎゅっと手をつなぎながら”ね」(都築)というメンバーの言葉に、客席から若干の苦笑いが起きる中、カウントダウンが0になるとメンバーは口々にお祝いの言葉を発し、賑やかに新年を迎えた。
カウントダウンが終わると、ステージは再び楽曲パフォーマンスに。メンバーが“はっぴ”を着て歌った「涙サプライズ」は、最後の「お誕生日おめでとう」のセリフを「明けましておめでとう」に変えたお正月仕様で披露。続く1月15日(水)発売の新曲「ソーユートコあるよね?」は、テレビ番組出演のため不在の須田亜香里に代わって、古畑奈和がセンターに立ってパフォーマンスした。
さらに、ここからは子年らしく、ネズミの鳴き声の“チュー”が付いたり、“チュー=キス”にまつわる楽曲が。「あうんのキス」「キスポジション」「Nice to meet you!(ナイストゥーミーチュー)」と続けると、“キス”ブロックの最後は高柳明音の「バンザイ、ビーナチュー!」という掛け声を合図に「バンザイVenus」を披露した。
その後のMCでは、年女となった古畑、鎌田菜月、谷真理佳、青木詩織が2020年の抱負を。青木は「これまでもなんですけど、今年は特に、ファンの皆さんのことを“夢中”にさせたいと思います。ネズミだけに!」とややドヤ顔で語ったが、同期の日高優月から「絶対(事前に)考えてたやつだ」とツッコミが入ると、客席からは笑いが起こった。
また、3月14日(土)にSKE48を筆頭にAKB48グループが出演する「KeyHolder Special SUPERLIVE2020」開催と「SKE48 47都道府県全国ツアー"令和元年再開" 〜機は熟しすぎた!?〜」の徳島、京都、和歌山公演の追加が発表され、会場からは喜びの声が上がった。
すると、「―SUPERLIVE2020」の翌日に自身の卒業コンサートを控える高柳は、「(2019年に)私は卒業を発表させてもらって、『来年卒業します』と言っていたのが、もう『今年卒業します』になったので、残り3カ月ですが、すごい楽しみたいと思うし、SKE48としては卒業しちゃうかもしれないけど、SKE48のみんなを見守るということは皆さんと変わらないと思うので、これからもみんなと一緒に、2020年もSKE48をみんなと盛り上げていけたらうれしいなと思います。今年もよろしくお願いします!」とファンに向けてコメント。
そして、「皆さん思い切り声出せますか!?」(高柳)と最後まで元気よく客席を盛り上げると、「1!2!3!4! ヨロシク!」を披露して「カウントダウン公演」を締めくくった。
また、12月31日の昼には「SKE48 U-18 大晦日特別公演2019」も開催。井上瑠夏、野島樺乃、水野愛理ら「カウントダウン公演」に出られない18歳以下のメンバーが出演し、“元気”と“かわいさ”を前面に押し出したセットリストで、劇場に集まったファンを大いに盛り上げた。
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