――加奈子は強運な設定ですが、ご自身はいかがですか?
今まではくじ引きとかも当たらないし、あまりそういうラッキーなことってないと思っていたんですけど、「カイジ」への出演が決まったのはかなり強運だと思いました。
「町田くんの世界」もそうですね。この仕事を始めて強運かもしれないと感じることがありますが、相変わらずくじ運とかはないです(笑)。
――「カイジ」にちなんで、最近“ざわざわ”したことは?
私、あまりびっくりしないんです。今回の作品ではないんですが、びっくりするお芝居をしなければいけないときに、びっくりできなくて時間がかかってしまったことがあったんですね。できないことに焦ってざわざわしました。
――もし「カイジ」のように大金を手にしたら欲しいものは?
クロード・モネの原画が欲しいです。もともと絵が好きなんですが、クロード・モネは特に好きです。美術館に行ったら、ずーっと見てしまいますね。生涯お金をためても絶対買えないんですけど、もし大金が入るなら欲しいです。
――では、現実的な“人生最大の買い物”は?
頭のマッサージ機です。頭がこるので…(笑)。マッサージ機を使うと、冬に髪の毛が抜けなくなると聞いて。毎日お風呂でやってます。
――ネズミ年ということで、いま“夢チュウ”になっていることは?
アイドルにはまっています! 友達に薦められてMVを見たらだんだんはまってきちゃって、移動中などいつも聴いています。
――最後に、2020年の抱負を教えてください。
とにかくお仕事を頑張りたいです。そして色々な役に挑戦したいです。あとは、難しい日本語の単語、例えば小説などに出てくる普段絶対使わないでしょ!っていう言葉を使う人間になりたいです。
最近覚えたのは「宿痾(しゅくあ)」。そういう言葉をたくさん覚えて使っていきたいです。
2020年、東京オリンピックの終了を機に経済が失速した日本では、金を持つ者が生き残り、持たない者は身を寄せ合って過ごしていた。
自堕落な生活を送るカイジ(藤原竜也)は、帝愛グループ企業の一つを任せられる社長となった大槻(松尾スズキ)から、一獲千金の話を持ち掛けられる。
一方、政治家や大企業のトップが集まる場では、首相主席秘書官・高倉(福士蒼汰)が、日本中を震撼させるプロジェクトを計画していた。
取材・文=Rum
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