沢村一樹主演の月9ドラマ最新作が1月6日よりスタートした。本作は上戸彩主演の「絶対零度~未解決事件特命捜査~」(2010年)に始まるシリーズで、沢村が主演になった前作(今回と同タイトル)は2018年7月クールに放送。沢村のほか、横山裕、本田翼が続投し、新メンバーとして水野美紀、柄本明らが出演する。
AIが統計学的に割り出した”未来の犯罪者“を、潜入・追跡捜査して犯罪を未然に防ぐ未然犯罪捜査対策準備室・通称「ミハン」。リーダーを務める井沢(沢村)は、ミハンシステムによるテストケース「0号」の冤罪事件が原因で、妻と娘を無残に殺された過去があった。普段は物腰も柔らかく、飄々としてつかみどころがない井沢だが、刑事としての一線を超えてしまいそうな凶暴性も内包しており、警察上層部からも危険視されていた。
井沢は山内(横山)や小田切(本田)、新メンバーのキャリア・吉岡(森永悠希)とともに、ミハンの新たな拠点となる施設へ。そこは、移転が決まっている公営卸売市場の地下で、二人の法務省官僚、北見(上杉柊平)と自らミハンの統括責任者を志願した香坂(水野)が待っていた。
香坂はみんなの前で井沢の過去とその危険性に言及し、改めて人員の見直しをするとしながらも、さっそく捜査の指示を出す。それはミハンが同時に二人の危険人物を探知するという初めてのケースだった。
ミハンメンバーが事件解決に向かうが、井沢は母と娘が人質に取られた場面で、自身の家族を思い出してしまう。犯人に銃を向けられるもフラッシュバックで動けない井沢の後ろから、山内が犯人を撃った。すると井沢は倒れた犯人を殴り続け、やがて銃の引き金を引いた。山内は犯人に覆いかぶさり、「あなたを人殺しにはさせない。あなたが一線を越えるなら…俺が止める」と告げるのだった。
実は警察上層部から井沢の監視を命じられている山内。その動きが気になるところだが、ラストでは前作で事件の黒幕と明らかになった元警視庁次長・町田(中村育二)が何者かに殺され、さらに胸から血を出して倒れている香坂の横で銃を手に立ち尽くす井沢の姿が。
視聴者からは「1話からなかなかハードな展開」「これからどうなるんだ」といった感想が寄せられた。
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