ドラマ「クローン ベイビー」のDVD発売イベントが都内にて行われ、市川知宏、松坂桃李らが登場した。
同作は、同じ遺伝子を持つクローン人間たちが、“一つのイス”をかけて壮絶なバトルを繰り広げるヒューマンサスペンス&ミステリー。TBSにて’10年10月よりスタートしたドラマ枠「Friday Break」の第1弾として放送され、撮影の舞台裏をUstream(ユーストリーム)で生中継するなど、既存のドラマスタイルを覆すさまざまな実験的企画と、公開オーディションによって主要キャストが選ばれたことで話題を呼んだ。
DVDの見どころについて、市川は「もちろん本編を見てほしいのですが、特典映像がたくさんあるのでそちらも見てほしい。僕はUstream集が好きです」とアピール。松坂は「豪太(菊田大輔)とヒロ(松坂)との最後のシーンを見てほしい。あとは(正宗役の)イッチー(市川)のNG集も。すごく面白いです」と会場をわかせた。
佐藤敦司プロデューサーは「一枚のDVDに、オーディション、顔合わせ、衣装合わせ、Ustreamなど、全ての過程が収められている。本編の内容も複雑に入り組んでいるので、通して見てもらうと話が完結できる。特典映像を含め、何度も見てほしい」と語った。
市川は「(撮影中、松坂に)“何階に住んでいるんですか?”とか、質問攻めにしていた気がします」「“緊張しい”なので(もし自分のクローンがいたら)、顔合わせを代わってほしい」と語る。
クローンにちなみ、市川と似ているところを尋ねられた松坂は「人見知りをするところが似ているので、イッチー(市川)とは「クローン ベイビー」の(キャストの)中では、一番仲良くなれるなーと思っていたんですよ、本当は」。緊張からか天然なコメントをする市川と、フォローする松坂のかけ合いで、イベント中は終始会場が笑いに包まれた。
今後は、「ブログで報告しますので、これからも応援よろしくお願いします」(市川)、「作品によって何色にでも染まるような役者になっていきたい」(松坂)と、共に俳優業への意欲を見せた。
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