また、裕里(松)の姉・未咲の高校生時代と、未咲の娘(裕里のめい)である遠野鮎美役という“母娘”の一人二役を務めた広瀬との共演を、「過去に共演した作品では(広瀬を)ののしる役だったので、『お姉ちゃんと演技するくらいやりづらい』と言われました」と明かす。
神木は、広瀬に一目ぼれする役どころだったことから「役一心で頑張りましたよ」と話し、対する広瀬は、「リハでは見つめ合うのも変な感じがして、眉毛の間とか見てました(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。
さらに、一通の手紙から過去の初恋を思い出していくというストーリーにちなみ、戻ってみたいと思う過去についての質問が。
森は、「『ラストレター』の撮影期間中」と答え、神木は「高校時代」と回答。
広瀬は、「この仕事を始める前に戻りたい」と切り出し、「バスケの監督になりたかったんですよ。全国大会を目指しているチームにいたので、今でもやっていたらどうなってたかなって」と告白した。
そんな中、「未来だけを見て生きている」と語る福山は、「あえて言うなら、老眼になる前」とお茶目な答えを出し、会場は再び笑いに包まれた。
最後に松は、「岩井さんが描きたかった世界に呼ばれた私たちが、不思議な魔法のような時間を宮城で過ごして撮った作品です。他にも魅力的な大人や子供、動物が出てきて、現実的で生々しいような、夢のような、不思議な心地にする映画になったのかなと思いますので、ゆったりと最後までで楽しんでいただけたら」とアピールした。
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