ロン・モンロウがLiLiCoに直球質問「結婚がどんなものか知りたい」

2020/01/10 06:05 配信

映画

ロン・モンロウ

来日当時の苦労を語る


日本に来たばかりの頃に戸惑ったことは?と聞かれ、ロンは「言葉です。日本語は難しくて、とても苦労しています。発音と文法が難しくて…。一番勉強になるのはドラマとテレビ番組です」と返答。

LiLiCoも「私も困難だらけでしたよ。今でもよくわからないのは“早生まれ”です。スウェーデンは1月生まれから12月生まれまでが同じクラス(学年)なので、早生まれというのは永遠に慣れないですね。素晴らしい文化だと思ったのは“おしぼり”です(笑)」と文化の違いによる戸惑いと日本ならではの魅力を伝えた。

人生の転機は?


人生の転機は?と聞かれ、ロンは「二つあります。一つは19歳の時に中国のオーディション番組に出たこと。それは私の人生にとって重要な経験でした。もう一つは23歳の時に日本に来たことです」と笑顔で答えた。

ロンは日本に来たのが1年半前。日本で長く活躍している大先輩・LiLiCoに「日本語を勉強中ですが、どうやったら上手になれますか?」という質問をぶつけると「私の人生のルールは“1に努力、2に努力、3に勇気”。一生懸命勉強して、間違ってもいいからどんどん喋ること」と自身の経験を生かしたアドバイスを伝えた。

もう一つのロンから「どうやったら素敵な旦那さんと結婚できますか? 結婚がどんなものなのか知りたいです」との質問が。これに対して「(結婚は)幸せな毎日。本当のロンちゃんを見てくれる人が“運命の人”なので、そういう人が現れるまで頑張ってください。私も結婚したのは46歳でしたから」とこちらも経験に即した答えを返していた。

本当の姿はどんな感じかと聞かれたロンは「普段は男の子みたい。実は強い性格なんです(笑)」と告白し、意外な一面を明かした。

最後は、ロンが「この映画を観て、人生は難しいことがたくさんあることを知りました。人生は山あり谷あり。失敗するかもしれないし、成功するかもしれないけど、一生懸命生きていかなければならないと感じました」と、LiLiCoが「人間味溢れる映画だと思いました。永久保存版というか、年に一回ぐらい見てみたいなと思える作品で、海外のお友達ができた時、すごく理解できるんじゃないかなって思うので、主人公の心を読んで見てみてください」と作品の見どころをアピールして締めくくった。

映画「コンプリシティ/優しい共犯」は1月17日(金)より新宿武蔵野館にてロードショー。

取材・文・撮影=田中隆信