ーー「MANKAI STAGE『A3!』~AUTUMN 2020~」に賭ける想いを、聞かせてください。
面白いことは間違いないです! 今回は秋組のみなさんが熱くたぎる物語を作ってくれるので、感動することは確信しています。変に力を込めて言っちゃうと、秋組のみなさんへのプレッシャーになっちゃうんですけど(笑)、本当に心配は全くしていなくて。
そこから僕が出ている意味みたいなものを、どうやってお目にかけられるか。僕が演じる皆木 綴くんが出るということは、脚本家という立ち位置だったり、あと前川優希の皆勤賞であったり(笑)、いろんなものがついてくると思います。前川優希演じる皆木 綴が秋組単独公演に出演することの意味を、どこかで感じていただけたら幸いです。
ーー最後に、22歳になった前川さんに質問です。「22=にゃーにゃー」という語呂合わせから、「猫みたいに甘えたい共演者」もしくは「猫のように甘えてくる共演者」を教えてください!
甘えてくるのは、共演者でも数少ない、僕より年下の野口準(向坂 椋役)。出会った当初は「優希くん、○○なんですか?」みたいな口調だったのに、最近は「ねぇ、ごはん行こうよ」って(笑)。僕もそれに「いいよー」と答えちゃうんですけど(笑)。準が気軽に声をかけてくれるのは、甘えてくれているのかなと思います。
僕が甘えるのは、基本的に春組のみんな。気を使わずにしゃべれるんです。もともと気を使いがちな人間なんですけど、カンパニーとしての結束力もあって、フランクに話させてもらっています。特に可愛がってくれるのは、支配人役の田口涼(松川伊助役)くん。イベントに呼んでくれたり、「優希は可愛い」と言ってくれます。あと赤澤燈くん(三好一成役)も「優希は弟みたい」と言ってくれるので、僕もお兄ちゃんに対する感じで接しています。
取材・文=篠崎美緒
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