劇中で遼一が追い求める“記憶屋”は、記憶を消したいと願う人の前に現れるという一見都市伝説のような存在。実生活において、人の記憶を消す“記憶屋”の能力は必要ないと言う山田は、「つらい記憶も含めて自分の人生だと思います。そこは遼一に近い考え方かもしれませんね。つらい記憶を経て今の自分がいるわけだし、失敗も含めて全てがプラスだと僕は思います」と人生における大切な記憶について語った。
また、平川監督は記憶にまつわる本作について「人間の美しさと汚さが混在しています。人を思い続ける力は美しいものであり、私自身の人としての在り方の希望を描いています」と作品に込めた思いを明かした。
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