水生大海の小説「ランチ探偵」シリーズを原作にした、山本美月主演ドラマの第1話が1月9日に放送された。山本が演じるのは、観察力に秀でたミステリーマニアで、“謎解きスイッチ”が入ると豹変し、饒舌になる天野ゆいか。ランチタイムに行われる合コンを舞台に、1話完結のミステリーが描かれる。
第1話では、住宅会社・大仏ホームの経理部に中途採用で入ったゆいかは、同じ経理部の麗子(トリンドル玲奈)が計画していたランチ合コンに、「私が行ってもいいですよ」と声をかけて参加。商社マンの築山(佐野和真)と、彼の後輩・早坂(太田基裕)と会う。
そこで、会社が借り上げたマンションからの引越しを考えていると語った早坂。早坂が体験した怪奇現象の謎を解き明かそうと、ゆいかはのめり込む。
本作の役作りで、ショートヘアになった山本。推理の場面では、ランチのレストランから薄暗い会議室に一変。刑事コスプレしたゆいからが事件の整理をするという展開に。ショートヘアにスーツ姿でビシッときめた山本が「かっこいい」「イケメン」と話題になった。
今回の謎は、早坂の前に住んでいた女性に好意を抱いていた築山が原因。女性が上司と不倫をしていることを知り、だまされているのではないかと部屋に盗聴器を仕掛け、その盗聴器を回収するため、早坂を怖がらせて引っ越しさせようとしていたのだった。一方、早坂は会社に内緒で猫を飼っていたため、築山を家に上がらせず、行き違いが起きていた。
謎解きとともに、舞台となるランチのおいしそうな料理も見どころとなる本作。ラストでは、ゆいかが実は記憶を失っていることが明らかに。ドラマ放送後にGYAO！で配信スタートするチェインストーリーでは、ドラマ本編では明かされなかった物語の続きや並行して起きていた物語の裏側を描き、次回エピソードにつなぐ。1話後のチェインストーリー、1.5話は「私が知らない別の顔」と題し、主人公・ゆいかの謎が描かれる。
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