2020/01/14 23:00 配信
――お二人が出演された今までのMANKAI STAGE『A3!』の公演で、特に印象に残っている作品は?
田内季宇:MANKAI STAGE『A3!』~SPRING & SUMMER 2018~ は特に思い出深いですね。僕自身も役作りに必死だったので、そんな立場でこういう感想を言っていいのかどうか分からないんですけど、春組と夏組のメンバーがすごくフレッシュだったなって思います。
藤田玲:そうだね。とっきー(※田内のニックネーム)が役作りで悩んでたのは、僕もけっこう印象に残ってる。
田内:迫田は、本来の自分とは全く正反対のキャラクターだったし、自分が色を入れた迫田ケンがお客様に受け入れてもらえるのかなとか、いろいろ考えてしまって。
藤田:一緒に日替わりのネタを考えたりもしたね。春組と夏組の子たちは、若さもあって、いろいろなものをどんどん吸収していくんですよ。ちゃんと自分たちで考えることもできるし、人に意見を言われたら、それを素直に受け入れることもできる。それに、みんなでそれぞれのリーダーを支えようっていう気持ちが一人一人の中にあって、チームのバランスがすごくよかった気がします。
田内:僕が一番印象に残っているのは、稽古のスピードがとても速かったこと。「組が変わるだけで、こんなに進み方が違うの!?」ってびっくりしたことを覚えています。
藤田:確かに! サクサクと進んでいったからね。
田内:秋組と冬組はベテランの方が多いこともあって、春組と夏組とは全く違うんですよね。
藤田:そもそも、稽古の内容からして別物なんですよ。SPRING & SUMMER 2018公演の稽古は、いろんなものをたくさん積み重ねていくという感じだけど、AUTUMN & WINTER 2019公演の稽古は、一回全部作り上げてから、あえて壊して、もう一度違うものを作り上げていく、というやり方を取り入れたりしている。
田内:そういえば…これ、言っていいのかな? 通し稽古のとき、秋組がみんな泣いたっていう…。
藤田:熱が入りすぎてね。でも通し稽古だから、泣きながらも稽古は続けたんですよ。スタッフさんも出番じゃない役者も、みんな泣いてて、よく分かんないことになってるんだけど(笑)、あれこそ秋組、という感じでした。あの通し稽古は、今振り返っても、とてもいい経験だったと思いますね。
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