――佐藤唯を演じる松井愛莉さんの印象をお聞かせください
今までにやったことがあまりない役柄を演じる中で、天城が一途に思いを寄せる女性・佐藤唯という役を演じる松井さんも、いろいろな表情を見せてくれるので、それが僕にとってとても助けになりました。撮影が進むにつれて、どんどん2人のやり取りが膨らんでいっているのを感じましたね。
――松井さんから罵声を浴びた時の心境は?
うーん…。女性が男性に壁ドンをされる気持ちに似ているのかもしれません…。こういうことなのかな?と。(笑)
――原作も何度も読まれたということですが、ドラマとしてのオリジナル感よりも原作の世界感をやはり大切にされていたのでしょうか?
原作ファンの方がいらっしゃるので、あまり原作から逸れる事をすると「なんだよ、こいつら」ってなってしまうし、見る人によって「この人が良かった、この人じゃなかった」という意見も出てくると思うんです。
だからこそ、忠実にちゃんとファンの人に認めてもらえるような導線を作っておくことが大切だと思いますね。
――撮影された中で、印象に残っているシーンはどこですか?
やはり、僕が最初に台本を読んで衝撃だったのは、ひざまずいて「僕を奴隷にしてください」っていうのが強かったですね(笑)。
あと、いろいろなシチュエーションがある中で、それぞれみんなの思いが表現できていると思っているんですが、天城以外にも変わり者が2、3人いるんです(笑)。設定は、ファンタジーのような現実的じゃない所もあるけど、でも、みんなそれぞれピュアでキラキラしています。
ぜひ、周りのキャストにも注目してほしいですね、個性が出ているので。特に、藍田航之郎役の平岡祐太くん。みんなで話していて、特に似合っているしはまっているという話で盛り上がりました(笑)。
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