「第43回 日本アカデミー賞 優秀賞発表記者会見」が1月15日、東京都内にて開催され、羽鳥慎一と第42回最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラが登壇。羽鳥と安藤が「第43回日本アカデミー賞授賞式」で司会を務めることが明らかになり、正賞15部門各優秀賞、新人俳優賞も発表された。
その年の日本映画界を締めくくる映画賞でもある「日本アカデミー賞」。2020年は3月6日(金)に東京・グランドプリンスホテル新高輪にて、「第43回日本アカデミー賞授賞式」が開催される。
本年度より、男性司会者は2019年まで6年間務めた西田敏行から羽鳥にバトンタッチされるが、日本アカデミー賞協会会長の島谷能成氏は「西田さんの作品への愛情はもちろん、当日の受賞者に対する愛情は会場を和ませてくれましたし、賞自体も温かいプレゼンテーションになったと思います。西田さんには感謝しかない」と謝意を。
初めて司会を務めることになった羽鳥。以前、授賞式会場でインタビュアーを務めた経験があるが、当時について「あまり俳優さんと関わる機会がなかったので、非常に緊張した思いがありました」と回顧し、「今回、お話を頂いたときも、うれしさと同じくらいプレッシャーに襲われ、非常に複雑だけど、映画が好きなのでうれしい」と感極まっている様子。
また以前、インタビュアーを務めたときは、俳優陣の口数が少なかったそうで、羽鳥は「正直大変でした」とぶっちゃけるも、「リラックスした俳優さん方のコメントを引き出せたら」と意気込みを。
さらに、「決算!忠臣蔵」で優秀助演男優賞を獲得した岡村隆史に触れ、「すごく安心しましたので、ここを一つ休憩場所にして、あとは緊張感の中、頑張っていきたい」と誓った。
一方、安藤は2017年の第40回以来、2度目になる。前回のことを「なんて特別な時間なんだろう、特等席だなと思いながら司会をしていました。その経験がいい時間になったんです」と打ち明け、「2回目だからと気が緩まないように、より緊張感を持って、受賞者の人たちにとってステキな時間になるように頑張りたい」とニッコリ。
そして「普段、俳優さん女優さんにインタビューする機会はないので、すごく緊張します。先輩に聞くのは戸惑いがある」と心境を明かすも、「チャンスを頂いたと思って頑張りたい。一映画の視聴者として素直に感じたことをお伺いできたら」と笑顔を見せていた。
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