1月16日(木)にテレビ朝日系にて木曜ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』の放送がスタートする。本作は桐谷健太演じる神奈川県警の刑事・仲井戸豪太と、東出昌大演じる横浜地方検察庁の検事・真島修平が「正義とは何か」と問いかけながら事件を解決していくバディ・ドラマ。脚本は「HERO」や「ガリレオ」シリーズを手がけた福田靖が担当する。
このドラマで神奈川県警横浜桜木警察署捜査課の刑事・目黒元気を演じるのが磯村勇斗。仲井戸とバディを組むことの多い目黒元気という役どころについて、磯村に話を聞いた。
――目黒元気は「ミスをせず堅実に職務をまっとうする」が信条の要領のいいタイプ。これまでの磯村さんに、ありそうでなかった役柄ですね。
そうかもしれない。真面目だけど冷めてるところもあって。今は保守的なんですけど、アグレッシブに変わっていけたらいいなと思いながら、楽しんで演じています。
――今時の若者っぽいというか。
若々しくやりたいなと思いつつも、年齢設定は実際の自分に近いので、あんまり決めすぎないようにしています。目黒元気として、刑事として仲井戸さん(桐谷)とどう接するかというのは考えていますが、ツッコむところなんかは自分に近いかなと思いますね。
――磯村さんと目黒元気の共通点はどこだと思いますか?
共通点かあ。僕はけっこう攻めるタイプで、目黒は守るタイプなので、そこは違うんですけど、仕事上でのミスや失敗を恐れる点は似てますね。でも最近、目黒を演じる中で、ミスを恐れないで戦うことも必要だなと思うようになってきました。
――目黒元気を演じる上で気をつけていることはありますか?
勢いに飲まれないということですね。仲井戸さん(桐谷)の熱い性格もあり、刑事課って空気が次々に変わるんですけど、そこに流されないようにしています。一緒に流れちゃうと目黒としての保守的な部分が消えてしまうんじゃないかなと思って。もちろん流れに乗るときもあるんですが、どう行き過ぎないようにするかっていうのは考えています。
――目黒元気として「ここを観てもらいたい」というところはどこですか?
目黒は冷静に物事を見るタイプなので、熱い仲井戸さんとの対照的なやりとりは刑事課の中での見どころの1つだと思います。あとは今後、目黒がどう変化していくのかというのも楽しみにしていただきたいです。
――最後にドラマの見どころを教えてください。
役割や人柄も含めて、刑事側と検事側で空気がまったく違うので、その差を楽しんでもらいたいです。「そんな早いんかい」って思わずツッコむくらい犯人が早く逮捕されるんですけど(笑)、逮捕されたあとを大事に描いたドラマになっているので、そこを観てもらいたいなと思っています。あとは主演のお二方の熱い思いを感じていただければ。
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