メインボーカル・ジェシーは、中学時代の音楽の先生と母校の音楽室で再会を果たす。そこは、ジェシーが「俺の音楽人生はここから始まったんだろうな」と語る場所。当時、ジェシーの歌声を評価した先生が「音楽系に行けばいいんじゃない?」と道を示してくれたという。
まさに、運命が開かれた教室で2人はギターをセッションし、先生のピアノの伴奏で懐かしい曲を歌う。ジェシーは自らの音楽の原点を再認識した。そして、恩師の「音楽を通して自分を確固たるものにしてほしい。絶対に飾らないで、あるがままの自分でいてね」という励ましの言葉を胸にしっかりと受け止める。
年が明け、デビューイヤーを迎え、いよいよ始まった全国ツアー。初日の横浜アリーナは熱気に包まれ、公演の終盤には6人が人知れず抱いていた胸の内を語った音声「何度も何度もデビューを逃してきてもうないだろうなって」「正直今も戸惑っているし毎日不安になるけど」、そんな言葉が流された。その後に彼らはデビュー曲『Imitation Rain』のフルバージョンを初めて観客の前で披露し、とめどなくあふれる涙の中、歌いあげた。
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