A.B.C-Zの河合郁人が主演するミュージカル「天国の本屋」が東京・よみうり大手町ホールで開幕。公開稽古が行われ、河合、井上小百合(乃木坂46)、ブラザートムが取材に応じた。
同名のベストセラー小説が原作。就職活動中のさとし(河合)は謎の男・ヤマキ(ブラザートム)に天国へ連れ去られ、“天国の本屋”の店長代理に。さとしはそこで働く緑色の瞳の少女・ユイ(井上)に惹かれていく。
ラブストーリーを演じる河合と井上だが、「どっちも人見知りで…」と河合。ブラザートムは「近づいていくシーンもなかなか近づかないのよ。照れちゃって。面白いよね、固くなっちゃって」と暴露。河合が「ゲネプロが一番近づきました。初日はもっと近づきます」と宣言するも、ブラザートムにさらに「寄り添うシーンなんて、お互い(体が)斜めになってる…」とバラされ赤面。報道陣の前でも照れ屋ぶりを発揮する。
また、井上が「ラブストーリーが初めてで、どうしていいか分からなくてお母さんに相談しました」と苦労を明かすと、河合は「俺も相談しようかな、お母さんに。藤ヶ谷(太輔)とか、(ラブストーリーが)うまいんだなって思います」と、親交の深い藤ヶ谷の名前を挙げるひと幕も。
最後に「去年はバラエティー番組に出る機会をたくさんいただいたんですけど、33歳になるので、お芝居も力を付けないと。メンバーの五関(晃一)も藤ヶ谷のドラマに出るんで、そちらを見ながら勉強したいと思います」と河合。きっちり宣伝しつつ、役者としての飛躍を誓っていた。
報道陣向けの公開ゲネプロでは、河合が絵本などさまざまな本の朗読を情感たっぷりに披露。壮大な歌唱シーンでは張りのある美声を響かせ、芸達者ぶりを見せつけた。
同作は25日まで同所で、1月31日~2月2日は大阪・サンケイホールブリーゼで公演。
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