歌手、声優、イラストレーターと、さまざまな顔を持つ中川翔子。昨年は約5年ぶりとなるニューアルバム『RGB 〜True Color〜』のリリース、自身の経験をもとに執筆した著書「『死ぬんじゃねーぞ!!』いじめられている君はゼッタイ悪くない」の出版など、例年に増してアクティブな1年だったことは間違いない。
2020年、あふれんばかりの夢と希望に満ち、輝きを増す中川に、2019年を振り返りながらいま、思うことを聞いた。前編は、約5年ぶりのアルバムリリース、そして大好きな歌について。
――昨年は約5年ぶりのアルバムリリースなど、アクティブに過ごされていた印象です。
そうですね。濃かったし、あっという間だったけれど、今までやってきたことは意味があったんだなと、これまでの人生で一番『あぁ、生きてて良かった』なんて思えた年でした。もちろん大変なこともあったけど、嬉しさがそれを上書きしてくれた1年でしたね。