「イエスタデイをうたって」は、大学生前後の若者たちが日々悩みながら、自分の思いを頼りに行動していく青春群像劇。
リクオの優柔不断さ、奥手さにシンパシーを抱きながら大切に演じていきました。実写作品や舞台のように生身感あるアプロ
ーチで芝居に臨んでいます。
若者たちの感情の揺れがとってもリアルに描かれている作品です。何事にも葛藤してしまう姿に共感します。
そんな中でハルちゃんは、誰よりまっすぐ思いをぶつけていく女の子。強くてかっこいいなあ、と勇気をもらいながら演じています。
シナ子さんは学校の先生をしていて、お料理が上手くて思いやりがあって、完璧な女性に見えるんですけど、恋愛面では脆くて…。
日常の風景がとても絵になるフィルムの中の、彼女のジリジリともどかしい恋愛模様を見守っていただけたらうれし
いです。
会話のテンポ感がすごくすてきな作品だと、アフレコを経てあらためて感じました。
無言の間にも心の動きが繊細に描かれているのです。浪の恋は、とてもハードルが高いものなのですが、めげずに頑張り続けるので、応援よろしくお願いいたします。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)